fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

低音力と難聴防止

100年に1度という駅開発事業で、あと4年、渋谷駅開発事業、続きます。確かに、あのホームは、人がいっぱいで危険でした。

成人式、成人は18歳に引き下げられたのに、20歳で?

コロナ禍でできなかった22歳、21歳の人が一緒もあり、で、さまざま。まあ、ごちゃごちゃに慣れる意味ではよいでしょうけど、日本の現状を見るなら、成人年齢引き下げで22歳がいいとこですね。

電車の騒音や成人式のごちゃごちゃから、本日は、音の話、、、。

 

 

◯低音でダンスが盛り上がる

高周波や超音波の身体へ与える影響は、よく挙げられていますが、低周波でも、同じようです。ただ、60人での12%くらいは誤差の範囲のように思われます。感覚から運動能力、体の機能を高めることについてはいろんなデータがあり、私もいろんな関心を持って調べています。

 

<低音の音量を上げればダンスフロアの客が盛り上がり、体の動きも激しくなることを、エレクトロニックミュージック好きは、経験的に知っている。カナダの研究者が、低音と身体の動きの関係を明らかにした。学術誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に掲載された。

研究では、エレクトロニックミュージック・デュオ「Orphyx」のライブの観客130人のうち約60人に、身体の動きを計測するための動作検知ヘッドバンドを装着してもらい、人間には聞こえない超低周波音が流れるスピーカーのスイッチを入れたり切ったりした。

低周波音が流れると、身体の動きが12%ほど活発化することが示された。

曲の盛り上がり部分に反応したのではなく、低音に反応して動きが激しくなったことが証明された。マクマスター大学のデービッド・キャメロン氏は、人間が感知できない低音も、皮膚や前庭器官(内耳)などの感覚系を刺激していると語った。>

<これら感覚系は、運動系と緊密につながっており、感覚系を刺激することで運動系が活性化され、身体の動きも活発化すると考えている。精神作用や随意運動をつかさどる前頭葉は、経由しない意識下のレベルの働きと指摘する。 11/9AFPBB News>

 

◯難聴を避ける

一度、失うと回復しない能力については、もっとも注意しなくてはなりません。

音楽に関わる人に、スピーカーの大音量を浴びることや、イヤホン、ヘッドホンの電車内の使用などは、避けるように注意しています。そのデーターです。

まぁ、私は、上の世代などが、若いときに、相当、無茶苦茶に大音量をずっと浴びていながら、案外平気だったというのを見てきてもいるのですが、人間の抵抗力も変わっていくと思うので、やはり、気をつけましょう。

 

<スマートフォンで聴く音楽の大音響で、世界の若者10億人以上が難聴になる恐れがあるという研究結果が発表されました。(15日の医学誌BMJグローバル・ヘルス)

ローレン・ディラード氏によれば、安全でない聴き方で聴覚を失う恐れがあること。耳の中の感覚細胞や構造に疲労が生じ、ダメージで難聴や耳鳴りを引き起こしかねないこと。ヘッドホンのほか、コンサートやバー、クラブでの大音量が原因であることなどがあげられています。>

<研究チームは、2020〜2021年に発表された安全でない聴き方に関する科学論文を調査、疾病対策センターCDC)が定める安全な騒音レベルの限度は85デシベルで週40時間程度までです。1日に2時間半聴いただけで約92デシベルに相当する。スマートフォンで音楽を聴くときは105デシベルまで音量を上げることもあり、コンサート会場などでの音量は、多くの場合、104〜112デシベルに達する。>