クリミア戦争1953年 「ヘイ・ジュード」とプラハ1968年

プーチンのクリスマス停戦は、成らず、戦闘は続きます。

<ロシア国防省ウクライナ東部をミサイル攻撃し、600人以上を殺害したと発表。80人以上の死者を出したドネツク州マキイウカの兵舎への攻撃の報復だとしています。>

 

もう殺害数を誇れる時代でないことがわからないのか、また、そういう時代に戻るのか、残念ながら、世界は戻っていこうとしているようです。


これまでに、第三次世界大戦の可能性として、第一次世界大戦の前や第二次世界大戦の前の状況から予兆を読むような記事をいくつか見ました。

今回、NHKの「新・幕末史」完全版1/3をみて、クリミア戦争を思い出しました。クリミアでうまくいかなかったロシアは日本に目をつけたのです。

まさに前年の高校の教育改革、日本史世界史を歴史総合としたような学習です。

下記に引用する、アメリカの独立戦争の余った鉄砲が大量に新潟から幕府軍へ、などというのを高校あたりで教えてくれたら、おもしろかったのに、、。

 

<クリミア戦争 1853年から1856年の間、クリミア半島をめぐる戦争で、フランス・オスマン帝国・イギリス同盟軍およびサルデーニャと、ロシアとが戦い、戦闘地域はドナウ川周辺、クリミア半島、さらにはカムチャツカ半島にまでおよんだ。

この戦争によりロシアでは内政改革を余儀なくされ、外交で手腕を発揮できなかったオーストリアも国際的地位を失う一方、国を挙げてイタリア統一戦争への下地を整えたサルデーニャや、戦中に工業化を推進させたプロイセンが、ヨーロッパ社会に影響力を持つようになった。また北欧の政治にも影響を与え、英仏艦隊によるバルト海侵攻に至った。イギリスとフランスの国際的な発言力が強まり、その影響は中国や日本にまで波及した。Wikipedia抜粋>

 

<ロシアがサハリンおよび千島列島への領土的野心があることを警告し、幕府に対して局外中立を求めた。長崎奉行水野忠徳は、イギリスの軍事力への恐れから、条約締結を提案し、1854年10月14日に日英和親条約が調印された。アメリカが、この時期ペリー提督を派遣して日本に対して砲艦外交を展開できたのは、この戦争によって欧州列強の関心が日本を含めた東アジア地域にまでおよばなかったことも理由の一つである。NHK>

<新潟から列藩同盟に流れ込んだ武器は、どれほどの量だったのか。ある外国商人の記録で、たった一人の商人だけでも、ライフルおよそ5000丁に相当する金額の軍需物資を取り引きしていました。背景にあったのは、3年前に終結したアメリ南北戦争です。200万ともいわれる膨大な武器余りが発生。これらが流れ込んだのが、戊辰戦争で揺れる日本だったのです。NHK>

新・幕末史 グローバル・ヒストリー NHKスペシャル 第1集 幕府vs列強 全面戦争の危機
https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/4Q13J9J4JG/

第2集 戊辰戦争 狙われた日本

 

 

◯ヘイ・ジュード

ハイビジョンスペシャル「世紀を刻んだ歌 ヘイ ジュード 革命のシンボルになった名曲」

2000年の番組の再々放送です。

<1868年に誕生したビートルズの名曲“ヘイ・ジュード”。同じ年、チェコスロバキアでは、民主化への運動“プラハの春”がソ連軍の侵攻によって断たれた。チェコの歌手マルタ・クビショバは、この名曲に祖国への思いを込めた歌詞をつけ、ソ連への抵抗を歌った。名曲“ヘイ・ジュード”に秘められた知られざる物語。>

 

「ヘイ・ジュード」は、ジョンレノンとオノヨーコとの交際で、ジョンの妻シンシアの息子のジュリアンレノン(当時5才)を励ますために、ポールマッカートニーが作ったと言われています。

プラハの春」がソ連の侵攻により弾圧された、1968年にチェコの歌手のマルタ・クビショヴァーが、歌詞を変え、レコーディングします。

マルタは、当時のチェコのトップシンガー、ソロデビュー曲の「マルタの祈り」(Modlitba pro Martu)が大ヒットした国民的な歌手で、ヨーロッパで名を知られていました。

マルタの「ヘイ・ジュード」は、プロテスト・ソング、下記の歌詞です。多くの有名人がソ連と新しい共産主義政権に従属してしまうなか、マルタは戦うのです。

 

<ねぇジュード 涙があなたをどう変えたの

目がヒリヒリ 涙があなたを冷えさせる

私があなたに贈れるものは少ないけどあなたは私たちに歌ってくれる

いつもあなたと共にある歌を

 

ねぇジュード 甘いささやきは一見心地いいけど

それだけじゃないのね

「韻」の終わりがある すべての歌の裏には「陰」があって

私たちに教えてくれる

 

人生は素晴らしい 人生は残酷

でもジュード 自分の人生を信じなさい

人生は私たちに傷と痛みを与え 時として傷口に詩をすりこみ 杖が折れるほどたたく

人生は私たちをあやつるけど悲しまないで

 

ジュード あなたには歌がある

みんながそれを歌うとあなたの目が輝く

そしてあなたが静かに口ずさむだけで すべての聴衆はあなたにひきつけられる

 

あなたはこっちへ、私は向こうへ歩き出す

でもジュード あなたと遠くはなれても 心はあなたのそばに行ける

今 私はなす術もなくあなたの歌を聴く自分を恥じている

神様、私を裁いてください

私はあなたのように歌う勇気がない

 

ジュード あなたは知っている

口がヒリヒリ 石をかむようなつらさを

あなたの口からきれいに聞こえてくる歌は

不幸の裏側にある「真実」を教えてくれる>