◯メタバースに生きる
今や、産業も、フォードの工場の組み立てラインの代わりに、コンピューターとネットワークが中心となりました。それは、会社や工場で働き、テレビを見て過ごしていた頃と違い、コンピューターと働き、それ以外は、スマホ見て過ごす生活を意味します。
コロナ禍でのリモートワークが促進しました。
ウクライナの支援でも、求められるのは、タブレットだそうです。
そのうち、私たちは、タブレットの中に入り、バーチャルの世界とソーシャルネットワークの中に生きることになるでしょう。メタバースの世界です。
リモートの状態が、日常となるわけです。
どうやら、第二次産業が第三次産業になったのとは、次元の違う変化のようです。人類に農業がもたらされたくらいの大変化かもしれません。
◯リアルとバーチャル
「SNSを利用する時間が長いほど幸福感が損われる」と「ホモデジタリスの時代」#で、ダニエル・コーエンが述べています。
過渡期なのか、今の人々は、情報に取り残されることが不安で、それを取り除くことに専心しているようです。
目の前の人よりも、スマホの相手を優先してはならないように思います。
#ホモデジタリスの時代
デジタル社会における「経済成長」の真実に迫る、ダニエル・コーエン(Daniel Cohen)は、
1953年、チュニジア生まれ。著書に『経済と人類の1万年史から、21世紀世界を考える』
ちなみに、それまでに使われてきたもので、代表的なものとしては、
ホモ・サピエンス 英知人 考える人 リンネ
ホモ・ファーベル 道具を作る人 ベルクソン
ホモ・シンボリクス 象徴する人 カッシーラー