紅白歌合戦、どうでしたか。
桑田佳祐さんらの歌は、昨年、取り上げましたね、半年前、下記に張付。
今年もよろしく、お願いいたします。
◯防衛費と給食費
安全保障環境の悪化で、日本も防衛費を増大させていきます。
でも、武器購入で、そのままアメリカの利益になるわけです。
軍事費より食料、まずは国公立の小中学校の給食費を無償にすればよいでしょう。
オリンピックだけでなく、コロナ関連医療費も、こういった軍事費も、すべては、利権となって回っているのです。もはや、相当の異常事態です。
◯ウクライナと台湾有事
アメリカはウクライナに武器を与え、血縁関係さえある近隣のスラブ人同士で戦わせています。台湾有事で、日本と台湾に武器を与えて、中国と戦わせるくらいのことは、わけないことでしょう。
ウクライナは、中国に、日本の脅威である空母を供給し、北朝鮮から飛んでくるミサイルのエンジンを送ったとも言われています。
日本もバイデン大統領も保守的に動いているようにみえますが、いつも布石を打つのは、アメリカです。
思えば、かつて、フランクリン・ルーズベルト大統領は、フロンティア精神にのっとり西部のインディアンを制圧して太平洋に進出した過去の延長上に、日本まで制圧しようとして、実現したわけです。
◯対米包囲網
中国は、サウジアラビアとエネルギー分野で協力し、原油輸入を拡大する考えです。サウジは、日本と同じくアメリカの同盟国でしたが、中国に寄ったのです。
◯ 世界史の大転換
もはや社会主義革命の恐れはなくなり、資本と国家が結びついての帝国主義復活になっています。今は、国家でなく多国籍企業や機関投資家が主導します。労働者階級への再分配を抑えます。
思い当たるのは、1997年のアジア通貨危機で、これは新自由主義、グローバリズムの結果です。規制緩和や自由化を推進していくと、力のある国、富豪の個人が、一人勝ちして独占するのです。
資本主義は、均質な労働力を生み出す国民国家とは、相性がよいのです。
◯パワーシフト
佐藤優氏によると、18世紀から、4つのパワーシフトがあったといいます。
1番目、大英帝国、パックスブリタニカの時代、覇権国vs新興国
自由貿易での植民地化、新興国は保護主義で自国産業発展、さらに群雄割拠、帝国主義での侵略となります。イギリスはアメリカを通じて、まだ、その影響力を保持しています。
2番目、イギリスvsロシア、ドイツ、日本、アメリカなど新興国の勃興。
3番目、戦後パックスアメリカーナ、電気と自動車の技術開発。
ポスト冷戦、アメリカのコンピューターと情報通信技術。
4番目、リーマンショックから後の一国主義から多国間主義。
もう、アメリカ一国に重きをおけないのです。