JR三鷹駅では、地元に縁のある作曲家中田喜直の童謡「めだかの学校」が2010年から発車メロディーに使用されています。一番線では、「そっと覗いてみてごらん」が二回くりかえされます。これは盗撮に配慮しなかったのでしょうか、ミタカだけに、気になるのは、私だけ?
◯NHK女子アナのランキング
アナウンス技術、声、愛嬌人気度、知性対応力の4つに分類しての評価です。
声に関して、加賀美幸子さん、81歳、朗読の加賀美と呼ばれます。声は低くてメリハリがしっかりしている。
山根基世さんは、73歳、ナレーションの山根、記憶に残る声と言われています。半沢直樹や映像の世紀のナレーション担当しましたね。
総合点で見ると、有働、加賀美の後、膳場貴子さん、和久田麻由子さん、そして森田、小野文恵さん、山根の順です。結構、声のイメージが重要と言うこともわかります。(週刊現代2022年1月8・15日号)
ということで、こういうランキングは、数値化されると、科学的データのように説得力があるように思われます。しかし、実のところ、単なる印象を数値化したものに過ぎないのです。しかも限られた識者だけでの。
〇実験できない科学
人文科学、社会科学などは、科学の名がついていても、実験のできないのです。実験できない科学もあり、それでは、法則も出せないのです。しかし、行動経済学などがあるのですね。
人間が絡んでくると、そうなります。身体も意識も個々に大きく違うからです。
〇β版でバージョンアップ
ソフト開発では、改良を目的にデータを早めにオープンにします。それをβ版といいます。批判を出させることでよりよくしていくのです。
作る側だけでなく、むしろ使う人と一緒に検証していきます。
集合知を集め、バージョンアップさせていくのです。SNSなどの発達で、それが簡単にできるようになりました。
〇システムの限界
だからといって、システムで全てを統制できることはないのです。システムを過信しすぎることには気をつけなくてはなりません。完全なシステムはありえません。常にバージョンアップであり、いつまでたってもベータ版なのです。
ノウハウ、ハウツー、マニュアルも、レッスンやトレーニングも同じです。
道は長く、極めていくのに、あまりに人生は短いのです。