◯国際情勢(6) 日本は自立した同盟国へなれるか
日本にとって最大の危機は、中東発のエネルギー供給断絶と、東アジアでの軍事的緊張が発生することです。経済が麻痺する中で国防能力を最大化せねばならないという極めて難易度の高い国家運営を強いられるでしょう。
ホルムズ海峡の封鎖という事象は、ロシアの復権、アメリカの内向き化、既存の国際秩序の崩壊を導く連鎖反応の始まりとなります。
日本にとって、アメリカが常に守ってくれるという前提は通用しなくなるでしょう。
自前の防衛力を強化し、中東・欧州・アジアを高度な外交戦略で、自立した安全保障主体として振る舞うことが、この地政学的動乱を生き抜く唯一の道であるのは、明らかなのですが。