◯選挙選結果の報道
<「ジャルジャル」後藤さんの父、圭二氏が大阪・吹田市長選で3選。
大泉洋の兄”函館市長選で圧勝 「弟に感謝」元上司に“真っ向勝負。>
<若くして当選の岸信千代氏は、公式ホームページに家系図を掲載して批判され削除していました。父の信夫氏、伯父の安倍晋三氏、祖父の晋太郎氏、曽祖父の安倍寛氏、岸信介氏、曽祖叔父の佐藤栄作氏。世襲といえば、岸田文雄首相の息子・翔太郎氏のことも記憶に新しい。>
触れたくもないが、、メディアも選挙民も政治家も、この体たらく。
話を戻して、、。
◯日本の犯罪引き渡し条約2カ国のみ
日本では、容疑者が海外に逃亡しやすく、また、逃亡すると、引き渡しも難しいのです。
カルロス・ゴーン、ルフィこと、、、ガーシーなどなど。
普通、犯罪者引き渡し条約に基づいて、スムーズに身柄を移送できるはずですが、
日本の場合、アメリカと韓国としか、犯罪者引き渡し条約を結べていないのです。
ちなみに、先進国は、数十から百以上の国とこの条約を結んでいます。
これは、国際社会から、日本の司法制度が信用されていないこと、つまり、人権問題があることを示していことにほかならないのです。
死刑制度だけでなく、勾留#中に弁護士の接見が制限されたり、ひどい勾留をされたり、入管における再三の人権侵害問題など、国際的に人権が守られていないと批判されてきたからです。
死刑制度がある国でも、多国間と条約を結んでいる国もあるので、むしろ、ゴーンさんも訴えたような勾留での問題が大きいのでしょう。
ともかくも、これが、日本の国際的な評価の実情です。
日本開国の際の不平等条約改正#にネックになった司法制度や人権の問題が、まだ残っているなど、驚くばかりでしょう。
そりゃ、アメリカやヨーロッパでも、60年ほど前までひどかったし、今も問題ありますが、、。日本の場合も、欧米に忖度の裏で、アジアやその他の地域蔑視のレイシズムに通じるものがあるのです。
もちろん、日本人の容疑者に対しても、ですが。
<愛知県警岡崎署の留置場で勾留中の男性(43)が死亡した。男性は長時間身体を拘束され、蹴るなどの暴行を受けた疑いがあり、他にも署員らの法令や内規に違反するとみられる行為が次々と明らかになった岡崎署幹部も男性暴行か 勾留中死亡、便器に頭も・5日食事取らず。2022/12/16>
#勾留
<勾留は、逮捕された被疑者に逃亡や証拠隠滅のおそれなどが認められる場合に、逮捕後も身体拘束を継続することを指します。
刑事事件において、勾留されただけの場合は前科がつかないのに対して、拘留という刑罰を受けた場合は前科がつくという大きな違いがあります。一般的に、弁護士がいうのは、勾留を指します>
先に冤罪が確定した袴田事件#、嘘の自白を強要された袴田さんの場合、かなり前のこととはいえ、とんでもない勾留、拷問まがいの取り調べだったわけです。記録が残っているのが救いですが。誰でも、狂うか、自殺するか、言いなりになるしかないでしょう。
日本人が、公の権力を持つ組織では、こうなることがあるという一例です。
#袴田さんへの取り調べ 1966年
8月18日 - 清水署の特捜本部が、袴田を一家4人殺害事件の被疑者として逮捕。
8月19日 - 取調べ(3回 計10時間30分)8月20日 - 取調べ(3回 計7時間23分)
同日午後、特捜本部は袴田を殺人、放火、窃盗容疑で静岡地方検察庁に送検した。
8月21日 - 取調べ(2回 計6時間5分)8月22日 - 取調べ(6回 計12時間)
8月23日 - 取調べ(3回 計12時間50分)8月24日 - 取調べ(3回 計12時間7分)
8月25日 - 取調べ(4回 計12時間7分)8月26日 - 取調べ(3回 計12時間26分)
8月27日 - 取調べ(3回 計13時間17分)8月28日 - 取調べ(3回 計12時間32分)
8月29日 - 取調べ(5回 計7時間19分)8月30日 - 取調べ(4回 計12時間47分)
8月31日 - 取調べ(3回 計13時間18分)9月1日 - 取調べ(3回 計13時間18分)
9月2日 - 取調べ(4回 計9時間15分)9月3日 - 取調べ(2回 計9時間50分)
9月4日 - 取調べ(3回 計16時間20分)9月5日 - 取調べ(3回 計12時間50分)
9月6日 - 取調べ(3回 計14時間40分)。勾留期限3日前の同日、犯行を自白。(Wikipedia抜粋)