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司法の冤罪 「獄友たちの日々」

今朝のNHKニュース< 2016年、妻を殺害したとして殺人罪に問われた講談社の元編集次長朴鐘顕被告の差し戻し控訴審初公判が、東京高裁であり、弁護側は「検察の有罪ストーリーと矛盾する痕跡もある」として、改めて無罪を主張した。昨年11月の最高裁判決は「審理が尽くされたとは言い難い」として、一審に続き懲役11年とした二審判決を破棄し、審理を差し戻していた。9/3>

私も「モーニング」を読んでいた頃でした。

 

 

◯冤罪  ETV選「獄友たちの日々」#

ジャニーズ事件など、民間の会社へは、個人をあげつらって、責任を取らせますが、

日本の政府、官公庁、公の組織については、あいかわらずグレーゾーンです。

 

冤罪の桜井さんは、これを幸せだったといえた、数少ない人でした。

「不運だったが、不幸でなかった。人様の善意を信じられるようになった」と。

 

同じ冤罪でも、死刑の判決と無期懲役とは、まったく違うのだと知りました。千葉刑務所#を興味深く思いましたが、問題もあったようで、残念です。

 

日本の司法、これまで、あるいは、これからも、冤罪がどれだけあることか、

日本特有のミスを隠蔽する組織の構造は、戦後、有能な人を中枢から排除することで強化されたと思われます。#

私が、死刑廃止論者のゆえんです。死刑になりたくて犯罪を犯す人がいることもあります。

 

例えば、外務省は、インテリジェンス能力が高い職員がいると、首相官邸と結びつき、外務省が思う方向での外交を進められなくなるので、それを弱体化させようとしました。その結果、裨益したのが、内閣情報調査室とその組織の中心の警察庁です。外務省国際情報局の機能が弱まったわけです。これは、先日、佐藤優氏が言っていたことです。

 

 

<#「布川事件」で再審無罪となった桜井昌司さんが今年8月に亡くなった。同じく無罪が確定した杉山卓男さん(故人)と「足利事件」の菅家利和さん。再審決定で釈放された「袴田事件」の袴田巖さん。仮釈放され再審を求めている「狭山事件」の石川一雄さん。獄中生活は5人合わせて155年になる。彼らは互いを「獄友」(ごくとも)と呼び支え合ってきた。失われた青春を取り戻すかのように生きる姿を描いた2017年の番組を再び。9/30NHK>

 

<#千葉刑務所は、受刑者への不適切な処遇があったとして、男性看守を停職1カ月の懲戒処分とした。同刑務所は同日、特別公務員暴行陵虐容疑で看守を千葉地検書類送検した。2/11>

 

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