2006-12-17 奥の細道と俳諧の座(2) 05.文化・芸術・スポーツ・日本人 “閑かさや岩にしみ入る蝉の声”これは“静”でなく、“閑”でなきゃいけない、しずちゃん。「山寺や」や「さびしさや」でなく、「しみつく」や「しみ込む」では、まだまだと。「詩経」大序にある。風は、諸国の民謡、雅は、宮庭の雅楽。風雅の誠、風雅とは人間の根源的に持っている美に対する欲求。誠は、それを愛する純粋無垢な心。