芸術の秋となりました。コロナは、枯葉のように消えずに、
昨年は冬を超えました。今年はどうなるのでしょう。
内橋氏の著作では「尊敬おく能わざる企業」が印象に残っています。その後、グローバル化の進む日本で、一貫して新自由主義を批判、私にローカルのコミュニティでの共生に目を向けることを教えてくれました。その正しさは、このコロナ禍でも実証されました。私たちは、マスクからワクチンまで国外に頼らないと入手できないような国にしてしまっていたわけです。
ゴルゴ13は、飛行機での時間を潰すのに、とても助けていただきました。海外も遠方となると、アメリカなどで乗り換えて2日がかりです。12時間以上の飛行時間となると、6時間寝ても、まだ6時間、あります。30代の頃までは、今ではよくぞと思うほど、原稿を書いたり直したり、文庫本や新書を読みまくったりしていたのですが。あるときから、眠るようになり、起きても、そのようなことができなくなりました。閉所高所拘束下で、持て余す時間に心身ともに苛まれ始めたのです。結局、文庫になったゴルゴ13が、もっとも役に立ちました。
お二人に御礼申し上げます。ご冥福を。