必要性からの声の働きかけ 2015/11/25

私の「声の基本図」でいうと、小泉元首相、橋下元大阪市長の一フレーズのもつ説得力は、必要性、つまり、覚悟の強さからの働きかけに入ります。もっとも上位ゆえに声の技術でなく、勢いです。一フレーズでもコピーライトの能力ですが、それに説得されてしまう日本国民、大阪府民の耳の弱さには危惧を覚えています。

こういう類いの行きつく先は、正義の味方として悪を懲らしめる構図で、体制を血祭りにあげよ―というシンプルな煽りになります。

 悪いのは、誰かでなく、国民一人ひとりであり、府民一人ひとりです。それをスケープゴートに逸らすために、既存の政党や官公庁など、組織をもってくるのです。これでは、自分が悪者になりたくないから誰か一人に押し付ける、いじめの構図とさして変わりありません。ただ組織にすると、誰も責任をとらないという、なし崩しにしてしまう日本の知恵です。

中韓の問題、ヘイトスピーチも、多くの問題に共通してみられる構図です。また、誰かがズルして儲けているとか、それを罰して正さなくてはいけないというのは、歴史にも常にくり返し出てきます。だから皆でやっつけようとなるのです。ネットの攻撃やブログの炎上も似ていますね。