以前に領土問題について、詳しく述べたのですが、(「闘うということ『最前線物語』」 2011/08/13)きなくささがましています。前のに続けてお読みください。
1.アメリカが、尖閣諸島を日本の領土と示しました。
2.あの民主党が、「きぜんと対処していく」といった。もしかすると、アメリカがいわしたのでしょう。自民党が「対処能力がない。(民主党政権は)国家の体を成していない」という、これまで、いえなかった“事実”をいった。
戦後の憲法9条(アメリカに軍事は任せて日本は平和にすごす)の改正をアメリカが今、先導している、ということは、アメリカが以前のような自衛隊でなくアメリカと前線で戦う日本の軍隊を欲していることであり、韓国のように主権をもって軍を動かし、国を守れということです。とはいえ、中国をいずれ日本のように、アメリカのいうことを聞く民主国家にするという誰でもわかっている?アメリカの戦略は変わりません。(中東では目安がついたところです)
ですから、北朝鮮が日本の脅威になることも日本の領土が脅かされることも、アメリカには好都合、尖閣諸島はわざわざ「日本のもの」だから、と明言して、中国と自衛隊が戦闘態勢に入るなら、大万歳でしょう。
私が予測していることは根拠が充分でないと述べませんし、わかっていることもそれが扇動するなどと言われるのもつらいので、かなりおだやかに書いているつもりです。今も日本人は、先を憂いて、あらゆる事態の想定と可能性を考えておくリスクマネジメントがもっともへたな国民です。そんなことを考えること自体が危ないと、考えないことの危うさを平気で無視して、何かが起きたらあたふたするというままできました。いつも私の述べるのを極論や不快と思う人もいるので、そういう人には、そういう極論もあるというのを頭に入れていただくのでいいと思って、書いています。
アメリカ人はそんな悪い奴でないというのは、日本がアメリカ側だからなのですが、ここで述べるアメリカはアメリカの国益を重んじる政府のこと、中国も韓国も、同じですから、このように領土問題が起きても、日本にいる中国人や韓国人には決してあたってはなりません。むしろ、彼らの立場は、中国や韓国にいる日本人と同じですから。やさしく支えてあげること、そうでない日本人がいたら戒め、説得してください。それを私たちが、今すぐできることとして述べておきます。先に述べた絆の問題の実践その一です。