fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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日米韓首脳会談と中国、ロシア 拉致問題

◯キャンプ・デービッド日米韓首脳会談 8/18

岸田総理大臣とアメリカのバイデン大統領、韓国のユン・ソンニョル大統領による日米韓首脳会談は、ワシントン郊外にあるキャンプ・デービッド山荘で行われました。8/18

これはどう見ても、バイデン大統領が、支配下の二国のトップを呼び出したという構図です。三国の連携強化を固めたわけです。

そのことで、どういうことが起きるかというと、日本にとって、都合の悪いことばかりです。私の考えの沿った識者の見解をまとめておきます。

尖閣有事ばかりか、台湾有事に、日本が率先して、参戦することになりかねません。韓国もアメリカも自らは動きたくないでしょう。

さらに、朝鮮戦争にまで日本が参戦させられる可能性が出てきます。

日韓での領土問題ほか、いろんな問題が棚上げになり、核武装の議論もできなくなり、ウクライナほか、アメリカとともに、いろんな戦争に直接、関わらせられやすくなります。

中国と韓国が対立していくと、中国と朝鮮の関係が強化され、北朝鮮は、日本に頼らなくなるので、拉致問題#の解決も遠ざかります。なのに、早急に解決のようなことを言い出しました。

 

岸田首相のイメージアップとマスメディアの偏向報道には、ウンザリを超え、あんまりでしょう。

いつものことですが、受け入れるのはやむを得ないとしたら、その見返りに、日本の自立に向けての提案をし、いくつか飲ませることくらいできないのでしょうか。どこまで、ポチ!

 

#拉致問題<「日朝平壌宣言」の署名から17日で21年となった。日本が重視する拉致問題は2002年10月に被害者5人、04年5月に被害者家族5人が帰国したのを最後に足踏みが続く。岸田文雄首相は自身直轄でハイレベル協議を進めると繰り返し言及。>

 

 

◯中国とロシアの見解

まぁ、中国が次のように言って、懸念を示している分、もしかすると、悪いことばかりではないのかとも思いたいのですが、案外と内容は、親身のアドバイスのようにも思えてきます。日本がアメリカに過度に同調しては、よくないことは、確かでしょう。

<「アメリカは、日本と韓国を縄でしばりつけて外交や軍事、経済面において中国を封じ込めたがっているが日韓両国にとって、アメリカの『新冷戦』の『見張り役』を務める代償は大きいだろう」と、3か国が連携を強めることに警戒感を示しています。

日韓両国に対して、「対米外交の成果だけを重視するのであれば、今後は両国の数十年先の未来に影響を与える可能性が高い」と、アメリカに過度に同調しないよう求めています。>

 

さらにロシアも、欧米の世界体制の崩壊を示唆しています。

<プーチン大統領は、ウラジオストクで開かれている国際経済会議の全体会合で演説し「欧米側はみずからが築いてきた世界の金融や貿易、経済のシステムを破壊している」と述べ、ウクライナ情勢をめぐってロシアへの制裁を強化するなど対立を深めている欧米諸国を非難しました。(NHK9/12 )>

その上で、「多極化する世界に向け、新たな関係と統合のモデルが生まれようとしている」と言っています。

 

まさにその通りです。なのに、それを認めたがらないのは、アメリカです。

そして、その言いなりになって見ようともしないのが、日本です。

アメリカにはまだ、それと反する勢力もありますが、

日本ときたら、、、我が国ながら、とほほ、です。