◯格差社会と配分
格差社会といっても、それは努力した者が、成り上がっていることでもあるのです。
実力社会でフェアな競争が行われているのなら、その格差は、自由民主主義の長所です。
政治が、その利財を弱者、貧しい人にも、うまく配分すれば、よいのです。
今起きていることをみると、
弱者の立場に立ち、権利だけを要求する人が多くなっているようにもみえます。
自分が選択したことの責任や結果を、まるで、一方的に危害を加えられたように、
周りの環境や他人に全ての原因があるように思って行動する、
そして、他者を叩くことが、ブームのようになり、
ポピュリズムとなる、
そうした週刊誌が売れ、足を引っ張ることに躍起になるのです。
もちろん、そういうものにも、功罪あります。
ときに世直しを先導していることもあるからです。
一方、政界に関しては、二世、三世の世襲だらけで、
実力社会どころか、貴族院のようなものです。
配分が不公平、不平等。
日本を改革できない、
者たちが既存権益を分け合うだけで、沈没している、
その結果で見る限り、
世襲制禁止までいかなくとも、制限をつけるくらいは、必要でしょう。
なにより、配分が、まったくもって、フェアでありません。
二階俊博元幹事長に、2年で10億?在任中の5年で50億?