◯個人としてのスタンス
個人の立場としては、どんな社会であろうと、ポジティブに構えることがよいと思ってきました。今も基本的に、そのスタンスは変わりません。
自分を弱者、被害者と思えば、どんどんとそういう感情が自分に広がります。
それは、自分をさらに追い詰めることになりかねません。
どんな人も人生では、嫌なこと、辛いこと、苦しいことを体験してきているものです。
ネガティブなことのない人生などないでしょう。
しかし、それをどのように考えるかが、その人の将来を決めていきます。
犯罪に巻き込まれたら、被害者として、法で裁くことを求める権利があります。
しかし、正当防衛以外では、相手に危害を加えてはなりません。
これが国際的には守られていないのは、なんと愚かなことかと思うのですが、
少なくとも、法を基準とすることです。
それが、人類の知恵でも自分を守ることでもあるのです。
そして、法に反していなければ、そして法に納得できなければ、
法を変えていくしかないのです。
そういう戦いを選ぶか、
新たに自分の未来へ踏み出すかは、その人次第でしょう。
自分の感情で自分の心身を痛めることは、避けたいものです。
それはときに自分でコントロールできなくなることもあるからです。