◯尊厳が第一に
政治的関心は、経済から、もはや、尊厳の問題になりつつあります。
左派は、経済的平等のため、再分配での社会的弱者の権利を求めます。
民族や宗教に基づくナショナリズムに偏ります。
◯賃金、物価、GDP
さて、厚生労働省の発表によると、
実質賃金が前年同月2.5%減となり24ヶ月連続でマイナスです。
1991年以降を過去最長だそうです。
名目賃金は、0.6 %増と27ヶ月連続でプラスになっています。
ということはこの2年間は、賃金は、表面上、上昇していても、
物価の伸びがそれを上回って、
生活は貧しくなっているのです。
当然、誰もが消費を控えるようになるのです。
GDPで比べます。
1994年、2000年、2023年と、
18%、15%、4%、
世界での順位は、2位、2位、4位となっています。
来年には、インドに抜かれて5位になりそうです。
一人当たりのGDPでは、39953ドル、39172ドル、33805ドルです。
驚くことに、下がりぱなしです。
世界での順位は、3位、2位、そして、なんと34位まで落ちたのです。