fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

2005-01-01から1年間の記事一覧

起業とアーティスト(2)

私的な帝国づくり、WINNER、創造の喜び、そういう起業家とビッグアーティストは、私の中では見事に一致する。万人に儲かるような商売や万人がそのようになれるような学校もまた、世界に一つとしてないのに、それを探している人が少なくないのはどうしてかし…

起業とアーティスト(1)

私が考えるに、アーティストは起業家なのだが、アーティスト志願の人にビジネスをきちんとみることもなく、やたらとビジネスを見下す人が多いのには驚かされる。資本家の搾取に反して、労働者のために歌い上げるのがアーティストという昔の図式があるのでし…

ミューズマインド さだまさし(2)

「精霊流し」「無縁坂」で大ヒット。「関白宣言」で女性蔑視といわれ、203高地で好戦的、戦争賛歌といわれ、“真ん中でも左の人から右にみえる”といわれ、偽善者のようにみられる。「いい方からいくと損するよ」とさだまさしさん、それに答え、「オレだってひ…

ミューズマインド さだまさし(1)

日本中をまわる、富山の置き薬屋みたいと自らをいう。毎年まわりまわって、とうとう3333回コンサート。やはり一度行ったっきりで放っとけないようね。「もったいない」を世界に通じる環境標準語にしようと言っていたノーベル平和賞のケニアのワンガリ・マー…

オノマトペ(擬音)

動物の声は、自国語にあるように、それぞれが聞く。そのため、ばらばらなのに、周波数は似ている。日本人は、虫の声をことばにする。日本語の柔軟性、これが日本の漫画で強み。擬音は“超クール”となる。山口仲美さんによると、「日本人は、感覚的で具体的な…

新刊「いい声になるトレーニング」のご案内

鈴木先生とは、作曲家の千住明さんに招かれた日本デザイン会議からの長いお付き合いです。(確か、そこに故中尊寺ゆつ子さんもいました)。このたび、研究成果の第一弾として共著を出しました。よく売れているそうで、一安心です。声のトレーニングの分析グ…

ミスターロッテ 初芝の引退

川崎球場でのかつてのロッテは、外野スタンドでキャッチボール、流しそうめんやっていたとか。観客の数、一人ひとり数えられたので、数えていた。それにしてもプレーオフでは、それにこたえて、「チームを救った魂の一打」。今の強い千葉ロッテになるまで支…

バレリーナ 太田垣悠さん(2)

「お客さんからお金をとって人に見せるというのは特別のこと。」という。コンディションなど、自分に対しての問いかけをする。「人間として、充実した人生を送っていないと、よい演技できない。幅の広い、引き出しの多い人間になる。」「日本人は機能的な無…

バレリーナ 太田垣悠さん(1)

フランス国立リヨンオペラ座バレエ団、在籍中。15歳で渡仏。国立リヨンコンセルバトワールのコーチ、ドミニック・ジュヌヴォクさん、いわく、「彼女の長所は、日本人にしては珍しいしぜんさです。日本人の学生は音楽の分野でもそうですが、技術力はあるの…

南こうせつ ミューズマインド(4)

あたしは団塊の世代でないのに、「神田川」に泣かされるのだ。そういえば、“唄”ってつづれるのは、この唄くらいまでだったのかしら。こうせつさんは、時が流れても曲を変えない。感情移入やフェイクしない。曲が声が止まっている。そこがとてもうれしい。

南こうせつ ミューズマインド(3)

「曲作る人は、そんなことじゃなくて、書き続けなきゃだめ。演奏する人はしつづける。」「どんなことがあっても、もういいとか、悪いとかでない。そこで自分を評価していたらダメ、出しつづける。それが真実の自分なのだから。」「自分はアーティストに向い…

南こうせつ ミューズマインド(2)

「勘違いした分だけ、神様にトコトンやられる」「大衆は売れている人、引き降ろすの好き」もがくのはよい。20人のときは、客にも自己紹介100人しか集まっていない、を、100人も集まっている、に切り替えたとき、世界が変わった。

南こうせつ ミューズマインド(1)

こうせつは「高節」と書く。その名はまさに、こうせつさん、コーラス部長だった。「S&Gにあこがれて」はじめた。“かぐや姫”のネーミングは、人を引きつけるためだった。今は、大分で20年農業を営む。

挽歌 空と太陽と海ほたる(3)

空も海も太陽も、私から消えていく。しかし、本当に消えるのは、空でも海でも太陽でもない。私なのだ。だからこそ、私は空と海と太陽をいとおしむ。まっさおな空 だだっぴろい海 黄色い太陽が、空と海をとろけさせ、溶け合わす。私は取り残される。その中に…

挽歌 空と太陽と海ほたる(2)

こうして、唄は、また生まれる。かつて、こういう唄があった。それが今、私の心で再び、結びついて「いつかいつかその胸に」去っていたものをいとおしむ。ともにやがて、去っていくのは自分だと知る。

挽歌 空と太陽と海ほたる(1)

海のまん中っすよ。中州、海だから人工、島かしら。お台場もいいけど、海ほたるは、海のほたるの背中、四方が海というのは悪くない。風が違うし、空気が違う。ときには、A・ランボーのように。 この空の向こうに、あの空があり、この海の向こうに、あの海が…

お名前ドッキング

北海道日ハム、東北楽天、阪神は大阪神戸タイガースかあ。そういや、“とらや”って、京都の出なのねぇ。あ、そうだ、キリストの受難「The passion of christ」のパッションは、情熱でなく受難。ついでに、「プライベート・ライアン」のプライベートは、一等兵…

な、にもの

こうもりって、どっちつかず、優柔不断の現実逃避。だから、たまにはぶらさがりましょ。ホラアナはムリだから、ロープでね。満理奈さんのピラティス道具って、まあターザンよね。買ってしまったわ。呼吸のところがよかった。それはそうと、タイゾーさんも遠…

経営能力(2)

そこで、ベイスターズんども、“北風と太陽の話”を持ち出すようなTBSの社長よりは、三木谷氏の方が幸せなのではないかしら。でも、二つもてないって。困るのは、力がないのにたくさん報酬をもらっている人。力のある人はどこでも食えるし、今の日本社会で…

経営能力(1)

株式公開とは、経営者は株主を選べないで、市場にゆだねることよね。株が上がるのは、円が上がるのと同じで、すべての人には言えなくとも、価値が高まるのに悪いことでない。・・というのが、あたりまえの考えだと思うのよね。楽天イーグルスは、年間20億以…

靖国参拝問題(7)

だから、常任理事国になるのでなく、なろうとなるまいと、そんなことより、周りの国の支持を得るべきなのよ、今は。中国とか韓国のしたたかな国家戦略に全く負けている。その弱点は、昔ながらよねって、こんなこと、言いたいんじゃなく、ぼやけば、朝まで続…

靖国参拝問題(6)

続き・・・ つまり、参拝はね、そういうことを考える機会としては意味はあるの。一筋縄にゃいかない。やめたからって、何も解決しない。やったからって、何ら、よくならない。私が思うに、日本の子供じゃなくて、日本国そのものがニートなのよね。でね、でき…

父の追悼(4)

もし、作文にして、「別に……」と書いたら、父はあきれたり、頭がよくないなぁとか、筆無精、苦手なのかなと思って怒ることはなかったでしょう。つまり、ことばの内容である「別に」ということばでなく、その声に込められたニュアンスが、相手の心に働いたの…

父の追悼(3)

正直いって、私には何が起こったかわかりませんでした。逆らったわけでも、悪いことを言ったわけでもなく、別に思い浮ぶことがなかったから思わずそう口についただけだったのです。 しかし、一度、口から出た声は、私の思いや意志を離れて働き出します。つま…

父の追悼(2)

映画のよしあしよりも、発した問いに正面に向き合って答えなかった私の声に表われた態度に、許しがたいものを感じたのでしょう。私の声の出し方が、その声で伝わったものが、父を不快にさせたのです。 でも、もし怒られなかったら私はそのことに気づかなかっ…

父の追悼(1)

私は子供の頃、映画を見に連れていってもらって「どうだった?」と父親に聞かれて、ことばが思い浮ばず、ためらったすえ、「べつに」と答えて、ひどく怒られた覚えがあります。そのときは、「こんなことでなぜ」と思ったのですが、つかの間の休日にわざわざ…

お知らせ

福島の実父が死去のためしばらく休ませていただきます。慎んでご冥福をお祈り致します。 (編集部)

靖国参拝問題(5)

こういう人たちは、すごいハイリスクな生き方を平和というのよね。その傘がとられたら、放射能の下よ。リスクを抑えるようにする人は、自衛隊を役立たせられるようにとしてきた。そう考える方が、日本人以外の常識。警察っていらないの?そこから考えましょ…

靖国参拝問題(4)

自立するには、軍事力がいるし。っていうか、ここから日本じゃもう、反対できる人がいるんだから。つまり、軍事力があると使うから持つなというエセ論理。スイスなんか使ってないのでは?なければ、どうなる?やっていけたでしょって。この60年については、…

靖国参拝問題(3)

つまりね、韓国や中国に日本は日本だー!と突きつけるのはいいのよ。でも、他のアジア諸国が、日本ってわがままって、思うでしょ。そこが大問題よね。いいわよ、アメリカとやるんだからって、言うなら。でも、ニューヨークタイムズなんかで、「不必要な挑発…