バブル超えとはいえ、ドル建てでみると、3年前の2月では、日経平均は、280ドルで、今は260ドル、円安のせいです。
◯国際機関の無力化と欧米の横暴、信頼失墜
開戦時、イスラエルの閣僚が、ガザに核攻撃することを言いました。イスラエルが核を持っているとなれば、国際原子力機関IAEAが査察しなければならないでしょう。北朝鮮、イランには、そうするのですから、明らかなダブルスタンダードです。
その後、国連の国際司法裁判所(ICJ)は、イスラエルがジェノサイド条約に違反する虐殺行為を犯したと判決を出し、ガザでの即時停戦を命じました。1/26
この判決で、イスラエルは、人道犯罪国と認定、なのに、イスラエル、アメリカとEUなどは、ICJの判決を否定し、イスラエル支持を表明。
この判決を受け、国連安保理でイスラエルに停戦を強いる決議案が出されました。安保理は、強制力をともなう命令を合法的に下せるし、イスラエルが拒否した場合、国連軍を組織してイスラエルを停戦させるべきです。しかし、アメリカが拒否権で、否決です。
それどころか、米欧は、国連のパレスチナ支援機関(UNRWA)への資金供給も減らしました。これでは、ガザ市民を餓死させかねません。
欧米のウクライナ支援も口だけで、もはやロシアを退けられない状況です。
グローバルサウスは、そういうことにも驚かず、
もう欧米に何の信頼も持っていないのです。
日本では、そういうことにさえ、気づいていないし、ニュースにもなりません。