大谷翔平選手、大変ですね。
オープンマインドのアメリカの文化、
伴侶も通訳のことも。
説明責任文化、日本の政治家も見習うべきでしょう。
◯心身からの声
それには、どのように対抗していけばよいのでしょうか。
そこに真実性を担保するには、身体しかありえないでしょう。
かつて、オカネの信用を保証していたゴールド、金本位制のようなものでしょうか。
実在するモノとしてのゴールド、それは限られているから価値が保証されます。
それが、今や、国の信頼も揺らぎ、仮想通貨に支配されかねない状況です。
アバターでなく、実在する身体、その感覚と密接に結びついていることばを見つけるのです。
その点で、もっと、わかりやすいのは、身体から出ている声の判断です。
感情、気持ちを伴う生の声です。
そこでの共感、信頼です。
「ことばでは何とでもいえるけど、本音は声に表れるよね」
というのが、まさに論理でなく身体の世界への信頼のように思うのです。
身体は、一人ひとり、違います。
昨日と今日でも違います。
なによりも感情、気持ちと強く結びついています。
感情、気持ちは、紛れもなく、自分のものです。
そこに宿ったものこそが、個性かもしれません。
いかにきれいなことばでいえても、声の表情は隠せません。
話すことより、聞くことの大切さ、
話し下手が話し上手より好かれるなどといった昨今の風潮は、
そのあたりを鋭く突いているように思えます。