2006-02-03 広島・尾道・生口島紀行(2) 野口イサムから、混血ゆえ、丹下健三になった、その慰霊碑横の、両側の並木が丸く刈られていて、そのやわらかさがよかった。美しく雪が残っていたが、館を出たときには、さっぱり溶けていた。私も溶けたかった。現実に60年前、溶けた人がいたという、その事実に。