fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

「モチベートがかからない」とか「やる気がでない」という質問をよく受けます。私は、人との出会いや映画、音楽、本などに救われてきました。なかでも、人のことばは、大きな意味をもちました。これからは、そういうことを思い返しながら、生きていくのに基礎となった一般教養や歴史、データなどのピースを散りばめていきます。ご興味があれば、そこからググってください。あなたがこの社会と結びつき、生きていくエネルギーとなるのに、少しでもお役立ちできたらうれしいです。[2021/08]

広島・尾道・生口島紀行(5)

 「生きてあるものが、自らの生を完結するために、最後の光を自らの上にそぎ、死を受け入れたのだ」という、おトキさん、加藤登紀子さんのことばがあって。
 「恋することを知りそめた十代、家族から自立し、男としてのやさしさに気づくはずの二十代、生きることに燃え立つその年齢のまぶしさが・・・」と、これも彼女のことば!彼女がここで歌ったときのもの。そういえば彼女、かつて貧しい絵描きの歌(百万本のバラ)を歌った。
 戦争で失ったのは、日本の原風景。それを元に戻したヨーロッパと偽装した日本。