昨日の続き、宮田選手辞退問題。
通達者と監督と協会の、事勿れ主義での対応に、今の日本の指導者の底の浅さをみた感じでしたね。
報道のミスを責任者でなく、アナウンサーの謝罪で済ます、など、と通じます。
劣化が著しい、
個人、人間が見えなくなるのは、
暗雲の時代へのシグナルです。
<猪瀬氏は、「つくづく日本人は劣化している。たかがタバコで何を騒いでいるのか。麻薬じゃないんだぞ‼︎ 規則尽くめの杓子定規が日本をダメにしてきたのだ。こんな些細なことで19歳の夢を潰すつもりか!」
「原田監督、いちばん身近なあなたが体を張って世間の風圧に抗し、宮田選手を庇ってあげたらよかっただけじゃないか! いまさらお涙頂戴は要らない」
「スケボーでは厳重注意で済ませているし、名前も公表していない。選手の今後を考えての処置だろう。その程度の問題を女子体操ではなぜ名前まで晒し出場停止処分にしたのか。未来がある19歳をそこまで追い詰める必要がいったいどこにあるのだ!」
<橋下徹氏は、「未成年者喫煙・飲酒が禁止されているのは他者加害の危険性を除去するという刑罰一般の理由ではなく、自己加害から守るパターナリズム」
「つまり未成年者本人の身体を守るために禁止にしているに過ぎない。だから未成年者には罰則の適用はない。未成年者に『喫煙・飲酒させた側』を罰するのみ。未成年者本人を守る法律に反したからといって未成年者の人生を棒に振らせるのは矛盾」>
本日のテーマとも関連しますか。
◯アサンジ氏の受難
ウィキリークスの創立者で、アメリカ政府から機密漏洩の罪で訴追され、イギリスで投獄されていたオーストラリア国籍のジュリアン・アサンジ氏が、アメリカ政府との司法取引により刑期満了で釈放され、14年ぶりに自由の身になって、オーストラリアに帰国しました。6/26
西欧米も自由な国々でなく、一部の権力者たちに支配されている、そうした国際的圧政下にあることを確認しておきましょう。
日本にいると、私たちと西欧米以外の国が、
独裁、権威主義のように見えますが、
大して変わらないどころか、
巧妙に隠されているだけ、よくないともいえるのです。
アメリカの植民地のようでありながら、
独立した自由な国と思わされてきた、この日本のように。
気づかずに生涯、過ごせたらよいという考えもありますが、
有事のときに、そういう考えの甘さを思い知らされるものです。
歴史では。