BRICSは、アルゼンチン、サウジアラビア、UAE、イラン、エジプト、エチオピアの6カ国を新規加盟国として招待。UAEは、人口も900万人しかいません、サウジのついで?
アフリカで最も人口が多いナイジェリアでなく、次のエチオピアが入り、インドネシアは選ばれませんでした。
BRICSが、石油ガス利権の大半を握っていくと、米国側を弱体化させていくでしょう。サウジアラビア、UAE、イランが入ったことで、新BRICSは、世界の石油輸出の39%、石油埋蔵の46%、産油量の48%。世界GDPの29.2%、世界人口の45.6%です。
さらに拡大していくでしょう。共通決済システムの発表、これはアメリカのドル支配を翻すものです。多極化の流れは、止められません。
<今回のG20サミットでは、「一つの地球、一つの家族、一つの未来(One Earth, One Family, One Future)」のテーマの下、食料安全保障、気候・エネルギー、開発、保健、デジタルといった重要課題について議論が行われ、岸田総理大臣は、セッション1(「一つの地球」)及びセッション3(「一つの未来」)で発言を行いました。(外務省)>
首脳宣言が、なんと初日に採択。モディ首相が、存在感を示しました。
「すべての国は領土の獲得のための威嚇や武力の行使を控えなければならない」と、ロシアを名指しで非難する表現は、避けたのですが。
AU=アフリカ連合が、G20の正式なメンバーとして承認され「大きな成果であり、グローバル・サウスを首脳会議の議論に含めるという確固たる基盤が出来た」ということです。
G20の正式名称は、「金融と世界経済に関する首脳会合」です。軍事や国際紛争の解決の場ではないのです。G20は来年ブラジル、再来年2025には南アフリカで、BRICS加盟の非米側の国です。
ウクライナ戦争の終わりが見えないまま、2026年は米国の開催、そこまでに、どうなっているでしょう。
#BRICS<中国、インド、ロシア、ブラジル、南アフリカの新興5カ国(BRICS)は、来年1月から新加盟国としてアルゼンチン、エジプト、エチオピア、イラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)の6カ国を受け入れる。BRICSは「グローバルサウス」と呼ばれる新興国・途上国を結集し、欧米主導の国際秩序に挑もうとしている。>