続きです。
◯異なる意見
民主主義、多数決、ポピュラリズムの欠点でもあるのですが、
マスメディアが煽り、世論を急に一方的に引っ張っていく、
こういうときは、違う意見、考えをできるだけ、探してみることです。
そして、自分なりに考えてみます。
なぜ、日本が無謀な戦争に走り、止められなかったか、
その後、また失われた、この30年となったのは、なぜか、
この国は、過去を総括できずに、同じことを繰り返してばかりです。
ここのところ、西洋の支配500年の終わりとの論調が目立ちます。
ずっと言われてきましたが、現実味を帯びてきたように感じられます。
◯NHK「ガザと“ホロコースト生還者(サバイバー)” 殺りくはなぜ止まないのか」
<ガザ地区への攻撃を続けるイスラエル。死者は2万5千人を超えた。かつて600万人が犠牲になったホロコーストを経験したユダヤ人国家は、なぜパレスチナの人道危機に目をつむるのか。
「国は正しい道を進んでいないのでは…」秘めた思いを口に出来ない“ホロコースト生還者”も。イスラエルで今何が?日本でも話題となったホロコーストサバイバーのドキュメンタリーを制作した監督インタビューや現地の生の声を取材。深層に迫る。NHKクローズアップ現代1/29>
「異論を唱える人には表現の自由がなくなっています。
異論を脅威だと捉え、排除するためには手段を選ばなくなっています。」
これは「この狂気を止めよう」と戦闘をやめるようSNSに投稿したら、逮捕、勾留。復職後もまわりから非難されたイスラエルの高校教師、メイールバルヒンさんのことばです。
イスラエルもアメリカも、何かが起こると、ほぼすべての人が、同じ方向に流されるのです。でも、こういう人がいるだけ、まともです。