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国際情勢と日本(1) /谷村新司さん死去

谷村新司さん逝去

<谷村新司さんが急逝。74歳。10/8

今年の3月に急性腸炎のために手術を受けていました。

今年は、1月に元YMO高橋幸宏さん(享年72)、ロックバンドのシーナ&ロケッツの鮎川誠さん(享年74)、3月には、坂本龍一さん(享年71)>

 

皆、70代、前半です。祈冥福。

名曲をたくさん残されました。

カンツォーネの女王ミルバが、共演、谷村新司さんの曲を歌うCD#を発売、作曲家としては世界レベルでした。ミルバは、一昨年、死去。

歌は、後年、ささやくような歌唱法となり、私も何度か取り上げたことがありました。

 

 

<#「ミルバ、谷村新司を歌う〜めぐり会い、そして明日へ〜  」キングレコード

「Milva - Gli occhi del tempo(陽はまた昇る)」

1 Fammi Luce(メシアふたたび) 2 Gli occhi del tempo (陽はまた昇る)3 Un viaggio per tornare (三都物語)4 No, Uomini No (昴)5 Il Cuore Stranamente (ダンディズム)6 Le Itam (I・T・A・N)7 Aspettando l'alba(群青)

8 Campione(チャンピオン)9 Il giorno giusto(いい日旅たち)10 Bye bye bye(帰らざる日々) 11 Morire d'amore(忘れていいの) 12 Quando nevica nel cuore(階)  1と11は、デュエット>

 

 

さて、イスラエル1400人、パレスチナ2600人超える死者です。痛ましいことです。

先の謀略論は、さておき、、、

 

◯グローバルサウス

グローバルサウスが、ロシアの軍事侵攻に賛成しているわけではないのに、欧米に、味方しないのは、なぜでしょう。

それは、彼らを植民地化して、収奪していた過去の怨みが、根深くあるのです。

そして、その後の世界支配のあり方にも賛同できないからです。

さらに欧米の国力、求心力が低下して、力や金で抑えられなくなってきているのです。

 

◯ロシアと中国の動き

アフリカでは、7月にニジュールでクーデターが起き、親仏政権が倒されました。マリやブルキナファソでも同じです。ロシアが頼りにされているのです。ソ連の時にアフリカの反植民地闘争を支援していた流れです。ワグネルも活動していました。

それに対し、ナイジェリアなどの西アフリカ諸国経済共同体が軍事介入を明言しています。

つまり、ウクライナ戦争と同じ構図ができつつ、あるのです。

そこで、いきなり、ハマスイスラエルの戦争です。

 

<中国外務省によると、王毅共産党政治局員兼外相は、サウジアラビアのファイサル外相と電話会談し、「イスラエルは自衛の範囲を超えた行動をとっている」と非難。パレスチナ問題の解決には、「独立したパレスチナ国家の樹立なしには解決できない」「すべての当事者は状況をエスカレートさせるような行動を慎み、できるだけ早く交渉のテーブルにつくべきだ」と述べました。10/14>

 

中華人民共和国は、1979年の中越戦争以来、戦争をしていません。武力衝突は起きていますが、建国以来、戦争をずっと行っているアメリカほどではないのです。

民主主義より独裁の方が、コントロールできるのでしょう。

 

◯で、日本は

問題は、日本はどうするかということです。アメリカの非道に怨みを抱くどころか、GHQに洗脳され、アメリカのポチとまでなってしまった、善良な国民、いや、指導者たちは、少なくとも昭和までは、従うふりをしていただけだったのに、今や、完全従属、したたかさを失ったら、世界と渡りあえる政治などできません。