fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

2009-01-01から1年間の記事一覧

○立川談春の芸

師匠選びも芸のうち、十七歳で談志を選んだ。「やたけた」向こう気が強いムチャクチャ、バクチ打ちの気骨が才能。志の輔、志らくなどに、談春とは「患うほど気を尽くせ」と、談志にいわれた。「怒りがないと、前に進めない」 人を押しのけるガッツが男として…

○売ってこそ、生かしてこその価値

たとえば、2000億円を100億円で売るのがおかしいといっても、100億円でしか価値がつかないのに、本当に2000億円のものなら、1000億円でお金を持つ人なら、世界中からオファーがくるのに、買ったときやつくったときの価格をいっても仕方ないのであり、なぜ20…

「“噂”を信じちゃいけないよ」

分かり合えないからこそ 分かり合えるとうれしい依存せずに信頼し続けることの難しさをあなたは教えてくれた 自分にこだわるからこそ 大きくなる不安今ある自分とありたい自分そのギャップが 自分のことを考えさせる 場の空気を読むだけの人にはなれるけど大…

○感銘を受けた09年珠玉のことば

「私もあなたの作品のひとつです」タモリ 赤塚不二夫さんの葬儀にて「好きにしな。どうせ俺はそこにいない」ギターリスト キース・リチャーズ「どん底に落ちたら、掘れ」養老孟司氏「すべてに対してNOと言い続け、巨大なYESを得た」アヴェドン ○釣り名…

○この頃のアート

08年11月17日、東京渋谷駅とマークシティを結ぶコンコースに、岡本太郎の巨大な壁画「明日の神話」が設置された。巨匠ピカソに「彼は、われわれみんなの父のような存在だった」と言わしめたポール・セザンヌ。2009年1月25日まで、横浜美術館で開催される「セ…

○街は不況かため息か

不景気、未曽有、100年に一度のといわれているが、街はお祭り。レジャー費だけは増えているらしい。レジャー費だけは、増えているらしい。 「単品で買えないから、福袋でたくさん買うしかないんです」って。一家総出で、元旦に出動する家族たち。いざとなっ…

○夕陽は大きくみえる

天上より地平線では、大気が厚くなり、青色が散らされ、より赤くなるらしい。そのため、地平線寄りの太陽や月は、大きく見えるそうです。 2002年からのゆとり教育で、公立のレベルダウン。若い起業家は、ホリエモン叩きで懲りてか、メディアでアピールしない…

○コミュニケーションの基礎

ボランティアでやっていて、人が信じられなくなってやめる人も少なくないと聞きます。しかし、まあ、少々ひどい目にあっても、続けることも必要でしょう。そもそも善意は隠れてするものでしょう。最後は一人、いつも一人と思って、一人でしっかりしているか…

「“強くあれ”といった人」

君は僕に“強くあって欲しい”と願うけど強くあるほどにもろかったその弱さをひた隠して生きてきた僕は君の大きな瞳を見つめ返して言う“疲れたときには 疲れたといってもいいんじゃない” 君は僕の声が聞こえないようにかわいらしい口を大きく開いて言う“強くな…

○仏教の無財の七施

1.眼施(げんせ)・・・人にやさしい眼ざし2.和顔悦色施(わげんえつじきせ)・・・柔和な顔で接する3.言辞施(ごんじせ)・・・他人にやさしいことばで接する4.身施(しんせ)・・・自身を正しくして人に礼を尽くす5.心施(しんせ)・・・愛情の…

○悪人正機 悪人の自覚をもつこと

欲を抑えるのでなく、中道を進むこと 「小欲知足」が最近、私のモットーになりつつあります。 誰かにしてはならないと強制されるものでなく、これは自ら気づくこと、足るを知る欲のなかで生きることです。 向上心も欲なのです。思い通りにならない不満から、…

○正しい人

いい人は、争いを招くものです。そういう人は、自分は正しく間違ったことはしていないと思うから、意見を変えられない。つまり、人と対立してしまいます。「正しい」というのは、自分に都合のよい考え方に過ぎないのです。「なのに」とか「だから」とそこに…

○他力本願

「人間が努力して仏になるのではなく、仏がその人に仏になってくれ」という。 阿弥陀の本願、願いの中に、あらゆるものを必ず救うことというのがありました。 人間の願いを仏にかなえさせるのでなく、仏の願いを私が聞かせてもらうことが他力本願だと。 私ど…

○老いること

長生きとは、老いのことで、短くも太く生きたい、あるいは逝折すると、ずっと思って生きてきました。老いの準備は、死への準備です。 命を大事に、即ち、健康を守るのは大切なことですが、いろんな人の生き様、死に様をみてきて、次は自分だと思う歳になって…

○願をかける

欲を願いにしましょう。私は神社では、まわりの人が幸せになるようにと祈ります。格好つけてではありません。このように書くだけで、充分に恥ずかしいことですから。私自身は、どうなってもよいというか、神に助けてもらえるほどの者とは思っていないのと、…

○声をみる

自分の声のなかに何をみるのかが私の仕事です。鏡もみます。しかし、かっこよくもない顔や体型でなく、そこに心を刻み込みます。多くの人は、人にどう見られるかを鏡でチェックするでしょう。乱れがあったら、直しますね。それは外見です。他人と比べて自省…

○「変」より「乱」

今は100年に一度のチャンスです。いい加減なところは、淘汰されるからです。 この半年で、アメリカの5大投資銀行が消滅、昨年前半最高益のトヨタが赤字となりました。 まさに創造力の時代。ITも金融も倒れ、ダイナマイトの導火線に火がついた。 デリバ…

「春夏秋冬、そしてまた春」

あなたは春の訪れを野や山で迎えたかあなたは夏の暑さに汗を流してきったかあなたは秋のさみしさにほおをぬらしたかあなたは冬の寒さに歯をならし、かじかんだかそして、あなたに本当の二度目の春がきたか 君は、春のけだるさに人を嗅いだか君は、夏のほこり…

○”がんばる”ということ

「がんばっても認められないし、うまくいかない」なら、それは努力が足らないのと、努力の方向が合っていないのと、2つを考えるべきです。「どんなに働いても報われない」これも、もし私が評価するなら、どんなに働いても報われない人は一人もいないと思っ…

○この頃の来客

荒木さんに、かつて創られた吃音の教材テープをお持ちいただき、心身の声の話をじっくりといたしました。 今日は、声優ナレーターの録音に詳しい竹下さんに来ていただき、アナウンスブースとしてスタジオが使えるように、セットアップしていただきました。今…

○コツコツ

人とのつながりか、その人の可能性を拓くのに、なぜ多くの人はすぐに閉ざしてしまうのかと思います。孤高の中で誰も見ないところで、コツコツ、コツコツ、自らの力をつけておくことですね。今の私を支えているのも皆、20代から30代前半でつけた力と、そこで…

○この頃の研究

去年から、15年前からの合宿ほか、ライブなどのビデオのHDD化を進めています。 そこにたまたま出ていた元生徒が年始に訪問。そういえば、昨秋にも95年生(95年に入った人)が、挨拶に来ました。京都の本屋でも一人会いました。1990年頃に入った人がまだ何…

○新年あいさつ

賀状とメール、ありがとうございました。今年も後出しになりましたし、レッスン生の皆さんには、スタジオでということに。 なつかしいOBや自立した活動をなさっている人の報告は、うれしいものです。ここで縁をもち、よい友人ができた人もたくさんいるでし…