欲を抑えるのでなく、中道を進むこと 「小欲知足」が最近、私のモットーになりつつあります。
誰かにしてはならないと強制されるものでなく、これは自ら気づくこと、足るを知る欲のなかで生きることです。
向上心も欲なのです。思い通りにならない不満から、相手を否定する、これも自己肯定からくる怒りです。
それはエゴイズムであり、こうあるべきだとか、こうすべきだというのは、自分の欲なのだと知っておくことです。そうでないと、ただの憎しみ、怒りになります。
働くのは、他の人のためになり、自分の益にもなることです。端(はた)を楽にすると、言われています。
自分を省みる心を失わないこと、人よりましを増長させないこと、無償のことをすること、他人の命のために自分の命を投げ出すというと、仏の話のようだが、ときに人間にもいます。