◯声を伸ばす記録とモノマネネタ数
TV番組「上には上がいる!」#で、今回はまずは、「歌の伸ばすところが長すぎる歌手」。
紅白でのMISIAさんが17秒、メルバ・ムーバ31秒、かなりのヴォリュームで、さすがです。
ギネス記録では、ヴォイストレーナーのリチャードは、2分1秒。これは伸ばすためだけの弱い発声です。歌唱ではないしヴォリュームもないので比較するのもおかしなことですが、、。ちなみにゲストのなにわ男子の大西流星さんが4秒で。(TBS系3/28)
#「上には上がいる!」<さまざまなジャンルのNo.1を発掘し、「世の中って上には上がいるんだな」と思い知らされるNo.1発掘バラエティー。番組では、日本全国さまざまなジャンル、出来事の“上には上”を紹介。>
とありますが、企画倒れといえるほど、このあとグダグダに展開、JP#がモノマネ数で突き放しました。
#「一音高での最長の発声(Longest continuous vocal note)」(男性版)。 4年近く続いた記録を2019年11月17日に米ネバダ州ラスベガスの男性リチャード・フィンクIVが更新。 記録は2分1.07秒。
#JPのネタ数
ランプから出てくるジーニー、トトロ、キングギドラ、ドラえもん、ウシ、ゾウ、イルカ、ヘリコプター、蛇口、エスプレッソマシン、ピヨピヨサンダル、蓄音機から聴こえてくる美空ひばり、ゴジラ、線香花火、スズムシ、水銀で動くからくりぜんまい時計、小鳥のさえずり、雪の上を歩く音、しずちゃん、稲田、あのちゃん、椿鬼奴……と、芸人、俳優、アニメ、歌、擬音、動物など。12時間、朝6時まで、500個目「『ガキの使い』音声越しに聞こえる藤原」で強制終了。
◯聞く耳をもつ
どんな番組でも、見てくれる人がいる以上、いや、どんな話でも一応、聞いてくれる人がいる以上、そこには何らかの文脈があると思われます。
話が変でも、プロセスには合理性がある場合もあります。
そうであるならば、観察し分析すべき対象となります。
なんだかよくわからないものを門前払いしないで、それは、どういうことで、そうなってきたのか、そして、どこに向かうのかを推察してみると、よい勉強になるでしょう。