ちなみに、ハラミちゃんを救った曲、
クイーンの「SOMEBODY TO LOVE」#、
番組内で、彼女の憧れのジェイコブ・コリア#が
即興で歌いました。
今のヴォーカルは、こう歌うのか、、、。
あまりに有名な曲ですが、その歌詞を紹介しておきます。
◯歌唱力論争?
<「5時に夢中!」5/3で生出演の二人が音楽業界における「歌唱力論争」について、述べた。
韓国の女性5人組グループ LE SSERAFIMが、アメリカの野外音楽フェスコーチェラ・フェスティバルに出演した際、ユーチューブ生配信で見た視聴者から「歌がヘタ」などと批判が殺到。それを発端に音楽業界で「歌唱力論争」が勃発しているという話題を取り上げた。
ミッツは「ライブだったり、歌番組で生歌唱をした時に、ヘタだったの、うまいだの評価するって話なんですけど、これは私の持論なんですけど、結局、ライブ中継や歌番組をアウトプットするような所がアナログからデジタル化しちゃったことで、すごく音質がドライになっちゃったんですよ」
「昔の歌番組なんか見てると、NHKホールで紅白歌合戦か見てると、ホールに響いているエアーの音も拾った上で、ああ、これはNHKホールで歌ってる音だなって分かったと思うんですけど、今はラインで取っちゃうから、どこで歌ってるかよく分からない。臨場感みたいなのは一切、省かれちゃう。そうすると、そりゃヘタに聞こえるんですよ」
「歌唱力至上主義も音楽を鑑賞する上でつまらないことだと思います」報知新聞5/3>
<ロックバンド、SOPHIAの松岡充は、「今の時代、デジタル化されることによって、逆に丸裸になっちゃって、ギスギスしたものばっかりが聞こえてくる」
「歌が根本的に人に届けるものじゃないのであれば、それは歌手じゃないんじゃないかって気持ちも分かります」
「時代なんだなって言ってしまえば(話は)終わるんですけど、でも、やっぱり昭和の歌番組の歌手の皆さんは本当に上手だったなと思います、今、見ても」
「全然、マイクもスピーカーの性能も悪いんだけど、練習してたんだと思うんです。今はトレーニングとかしてないんじゃないかと思います」と。>
アナログとデジタルとライン録りと臨場感、その他、二人とも、ずいぶんとざっくりしたコメントですが、これも、音楽や歌唱力というよりは、ゴシップ絡みのようです。
私も、音楽作品としての歌とステージの歌は、区別しています。
耳だけで聞く作品と映像作品とも区別しています。
全体の評価と別に、専門の評価として、分けているわけです。
映画監督や舞台演出家と別に、振り付け師や音楽監督がいるように、です。
フェスの評価は、フェスでみないとわかりません。それをYouTubeでの生配信にすると別ものです。本人が配信するなら、そこでの評価も期待するのでしょう。
まあ、感じ方は、人それぞれ、求めるものも気分も違います。
音楽的な完成度を問う作品もあれば、臨場感あふれるライブの記録の収録作品もあるのです。
こうした問題は、観点を変えているのですから、議論や批評にはなりえません。
それぞれの立場での自論で、いや感想で終わり、ってなものです。
こんなことより、音楽として芸術的にまで昇華した歌を聞きましょう。
ジェイコブ・コリアとフレディ・マーキュリーを聞き比べるのもよいでしょう。
#「SOMEBODY TO LOVE」
Can anybody find me somebody to love? 誰か僕に見つけて、愛せる人を
Ooh, each morning I get up I die a little 毎朝、死ぬ気で起き上がるんだ
Can barely stand on my feet どうにか自分の足で立って
(Take a look at yourself) Take a look in the mirror and cry (and cry)
鏡を見ると叫ばずにはいられないよ
Lord, what you're doing to me (yeah yeah) 神よ、あなたからの仕打ちを
I have spent all my years in believing you ずっと神を信じて生きてきた
But I just can't get no relief, Lord! でも救済なんてされなかった!
Somebody (somebody) ooh somebody (somebody) 誰か、誰か
Can anybody find me somebody to love?
#ジェイコブ・コリアー
<(Jacob Collier、1994年 )は、イギリスのロンドンに拠点を置く歌手、マルチプレイヤー。その音楽は、ジャズ、ア・カペラ、グルーヴ、フォーク、電子音楽、クラシック音楽、ゴスペル、ソウル、即興演奏の音楽要素を融合する。多重録音したハーモニーを頻繁に使用する。ライブにおいて観客を指揮してハーモニーを歌わせたり、複数の楽器を代わる代わる演奏するライブ・パフォーマンスでも知られる。2011年より楽曲をマルチスクリーン・レイアウトで構成された映像とともにYouTubeに投稿し話題となり、知られることとなった。 コリアーは、最初の4枚のアルバムでそれぞれグラミー賞を受賞した最初のイギリス人アーティストである。(Wikipedia編纂)>