fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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実在性の否定 未来どころか現在も確定していない

◯最近のテレビ視聴

最近、やけにTV番組に、信長ものが、多く目につきますね。

「どうする家康」のせい?

そろそろ、明治の政治家とか文豪三島由紀夫とか、大河ドラマ#にしてもよろしいのでは。

安倍晋三さんも、いつか映画になるのかなあ。

大河ドラマでは、現代ものは、

山河燃ゆ」(1984年)が初の昭和史、「いのち」(1986年)「いだてん」(2019年)くらいです。

「鹿児島、大崎事件あたいはやつちよらん95歳の叫び」再審請求NNNドキュメント1/30

「どうする家康」のお市北川景子さんつながりで「女神の教室」、「イチケイのカラス」を10話、連続で見たばかりですが、、、。

 

◯決まっていることは何もない

昨年の10月のノーベル物理学賞は、量子もつれ状態の光子の実験とベルの不等式の破れの実証、量子情報科学の開拓、という理由で3人が受賞しました。

ミクロの世界のことですが、実在性という言葉で表される事象は、確認する前から決まっているということ、これが否定されたのです。

ベルの不等式とは、アインシュタインやその根拠のEPRパラドックスで、実在性の破れはありえないと言うことでした。それを否定したのです。つまり、アインシュタインが間違っていたわけです。

量子力学の登場以来、事実が、観測者が入ることによって変わることは知られていましたが、さらに、このように量子情報科学で進んでいるのですね。

 

この場合、確認とは、観測のことです。

たとえば、コイントスで、手を開く前にコインが表か裏か決まっているということが、ミクロの世界では否定されたのです。

 

◯、、ということで

となると、ギャンブルでも、カードが配られ意思決定したあとも、レース中の馬のように、手札は確定していないとなるのでしょう。

人生や人間というのと、似ています。

未来は決まっていないし、過去も書き変えられるし、そして、今、この瞬間の現在もまた、見えているようで見えていないのです。

 

家康もずいぶん書き換えられてきました。こうしたドラマや漫画などで、これまでの世代とこれからの人は、戦国武将像もずいぶんと変わるでしょうね。家康は松潤タイプ。

信長になりたい人は増え、家康人気は落ちるかも。

子供の頃からのつきあい、その後の関係と人生の末路、なかなか奥深いですね。

 

すべては思い込み、自分次第で自由になるということです。