◯朝のニュース 光と闇
昨日、NHKニュース「難民アスリート、日本で果たしたかったこと」
TOKYOパラリンピックに難民選手団として競泳に出たイブラヒム選手は、2012年シリア内戦で足を失いました。難民は、今や世界で1億人以上。
「友人を助けた時砲撃に遭い、右足を失ったが全く後悔はない。」
その言葉と映像に勇気づけられた長野県で不登校がちだった中学二年生が呼びかけ、20人で応援のメッセージアルバムを彼に送りました。コロナ禍が収まり、ようやくイブラヒムさんが来日して出会いが叶いました。
メッセージブックにはメダルと同じ価値がある、お礼を言いたいと。
イブラヒムさんは、6/20難民の日に、日本でのレクチャーで
「あきらめないことが大切です。1回か2回絶望を感じるかもしれないが、いつか目標達成できる日々がくる。」と。
ネット社会ならではの、素晴らしい邂逅ですね。心が動いて行動した結果、お互いの人生の励みになったのです。
と感動したところで一服。
このニュースの冒頭は、弁護士で4年前、東広島市市長選挙を一時表明した男が持続化給付金不正受給590万円で逮捕。そのあとに、10億円の不正受給でインドネシアから護送の男の手口。そして、このエピソードのあとには、東武鉄道の車内で液体が巻かれた事件の報道。
なんたる体たらくか、残念ながら、私がこのところ、述べてきた日本の有様を証明していましょう。
◯追加ニュース
メダルといえば、ノーベル平和賞を受賞したロシアのジャーナリスト、ムラトフ氏のノーベル賞のメダルがニューヨークでオークションで、1億350万ドル、およそ140億円で落札。
「私はこのメダルを今後見ることはないだろうが、メダルの収益で救われる人の未来を目にしたい」
いい言葉ですね。
ユニセフを通じてウクライナ避難民の子どもらに寄付されるそうです。
心が動いたら、体を動かしましょう。