◯エビデンスと経験
客観的な数字などによるエビデンスと
個人の経験とは、まったく異なるものです。
一人ひとりの経験には、リアリティー、真実があります。
それは、その人にとっての正しさに過ぎませんが、
その人にとっては、絶対的なものです。
そのように個別に、その多くは、偶然に生じる経験ですが、
それを積み重ねた時間は、無視できないものです。
特に、他の人と分かち合ってきた対話や会話から、
出てきたものは、重要なものでしょう。
そこは、短絡で反射的な判断よりも、妥当性があることは、認めておきたいものです。
エビデンスをも超える力を持つこともしばしばです。
公私の対立の多くは、そこでのかけ違いから生じるように思います。