研音グループ#の創業者・野崎俊夫さん、老衰で亡くなりました。88歳。6/1
#研音<唐沢寿明・山口智子らを抱える大手芸能事務所。野崎さんは1973年に競艇専門紙で知られる研究出版の音楽事業部として研音を設立。浅野ゆう子をデビューさせ、1979年に研音を株式会社化した。中森明菜、堀江淳、石井明美ら多くのアーティストを手掛けた。社長退任後もグループ会長を務め、財前直見、反町隆史、竹野内豊ら、ドラマ俳優を輩出した。>
私の作品にも、研音の俳優、声優さん、ご協力いただきました。
◯チェックでの担保
たとえば、市販される本や雑誌は、編集者がいて、
執筆者の書いたものにチェックをしているわけです。
TVやラジオも、生放送以外では、チェックが入ります。
SNSや動画は、発信者が、そのままに晒します。
文章にすると、まだ一呼吸おけるとは思いますが、
呟きや映像では、まさに直接的です。
つまり、SNSでは、自分と他人との距離がほとんどないわけです。それが、ときに自分を他人に認めさせようとする横暴に化すのです。しかし、それは、何になるのでしょう。
SNSは、編集者のような第三のチェックをしません。
本来、第3の眼である編集者が入ってこそ、
公私を超えられるのです。
直接、世間に発信するSNSでのやりとりは、
公私の分離があいまいになるということです。
プライベート空間に、直接、まさに土足で、
他人が入ってきます。
距離がないから、差別的、暴力的、性的にもなりやすいのです。
よほど注意しないと、ある種の暴力となりかねないのです。