◯ロシアの傭兵と日本
民間軍事会社は、テロの時代になって急成長しました。
映画「ミッション・インポッシブル」「エクスペンダブルス」などでお馴染みです。
国の軍隊ではないので、軍法や国際条約等に従わず、人権無視、無法な戦闘要員、国や政府に変わって汚れ仕事をこなすのです。
日本でも、武士が現れたのは、貴族の所領を守る傭兵でした。
それが、いつの間にか、公家と勢力が逆転、全国を支配するようになったわけです。
「どうする家康」11/26、家康は、豊臣秀頼を公家扱いし、実権を渡すまいとしました。
そこでは、秀頼が一枚上手であって、そこに秀吉をみた家康は、豊臣家を滅ぼす決意をしたように描かれていたように思えます。
日本でもっとも有名な傭兵となると、新撰組でしょうか。
さて、ロシアの民間軍事会社26が、ウクライナ侵攻に関わり、結構な報酬だそうです。犯罪など軍をなんらかの事情で追われた人などが雇われています。
国軍ではないから、やることに政府には責任がないという口実です。
ワグネル撤退を支持する部隊も批判する部隊もあるのです。
かつての軍閥割拠という言葉を思い出しました。
プーチンに、ショイダー、ゲラシノフ、スロビキンとブリゴジンと、役者が揃って、
どうなるのかとみていたら、ワグネルのブリゴジンが反乱を企て、その後、事故死しました。
ロシア、中国、政敵やセレブの不審な死が多いようですね。
どこもかしこも、人の世の性です。