fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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生命と勇気 韓国映画とスラムダンク

◯「危機の中の勇気」

22年前の出来事となりました。他の人のために生命を落とす、それが崇高に思われ、いつも涙を誘うのは、多かれ少なかれ、人はそうして生きてきたからなのでしょう。

<2001年1月、新大久保駅ホームで転落した人を助けようとして命を落とした韓国人留学生イ・スヒョンさん。6年後の同じ日、また転落事故が起き、助けようと線路に飛び込んだ人がいて、今度は助かった。その人は、スヒョンさんの本を読んでいた。

ひとつの勇気は、次の誰かを動かす。サンフランシスコ大地震関東大震災、ロンドン大空襲、同時多発テロ東日本大震災。危機の中の勇気の物語。

映像の世紀バタフライエフェクト」(NHK)1/16>

 

伊藤博文を暗殺した安重根の映画

日本初代内閣総理大臣伊藤博文は、1909年にハルビン駅で安重根(アン・ジュングン)に暗殺されました。ロシア蔵相ココツェフと満州朝鮮問題について非公式に話し合うために訪れたときのことです。

韓国では、安重根は民族運動の義士であり、英雄です。彼を主人公にした映画が立て続けに公開されます。

 

まずは、12月に公開された「英雄」。

これは安重根の生と死を描いた、なんとミュージカル映画。監督は「海雲台TSUNAMI )」「国際市場で逢いましょう」の尹濟均(ユン・ジェギュン)。

 

とはいえ、安重根は、反日思想の持ち主ではなく、クリスチャンであり、日本という国や明治天皇に敬意と感謝の念を持っていたそうです。伊藤を「明治天皇の意向に反した政策を朝鮮半島で行う逆臣」と思い込んだのですが、伊藤は、日韓併合反対派だったわけです。別の犯人説もあり。

そういえば、山縣有朋が伊藤の死で読んだ詩を安倍晋三氏の国葬で引いたのが、菅さん#でしたね。詩くらい自分で読めよ、ですが。

 

もう一つは、「愛の不時着」のヒョンビン演じる「ハルビン」。

豊臣秀吉朝鮮出兵での脇坂安治がと李舜臣(イ・スンシン)の海上での戦い。ピョン・ヨハン演じる脇坂安治#は、魅力的。

かつて「不滅の李舜臣」など、韓国の歴史ドラマ#をよく見ていたとき、日本人の描き方はひどいものでしたから、ずいぶんと、ましな扱いです。

今のところ、『ハンサン』が730万人近くの動員、『非常宣言』の205万人に勝っています。

『非常宣言』には日本政府との対峙も描かれています。

 

韓国で公開3週間で160万人突破したのは、日本の『THE FIEST SLAM DUNK』です。

日韓友好のために、がんばれ!

 

私が最近みた韓国映画は、「スティール・レイン」です。

<平和協定の締結に向け、韓国大統領、北朝鮮委員長、アメリカ大統領による首脳会談が北朝鮮で開かれた。北朝鮮総局長が軍事クーデターを起こし、三首脳は原子力潜水艦拉致監禁されてしまう。2020年製作/韓国>

 

 

#脇坂安治

韓国ドラマ『不滅の李舜臣』(2004 - 2005年)では、主役の李舜臣の日本側における最大の敵役(「日本水軍第一の名将」「日本軍最高の名将」扱い)として登場する。(Wikipedia)

 

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