◯ドラマ『王様に捧ぐ薬指』とW不倫
橋本環奈さん主演、Hey! Say! JUMPの山田涼介さんが共演する、TBS系火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』最終回終わりました。。6/20
ラブコメで、純愛を貫く結果となりましたが、第9話で離婚、第10話で、別人との婚約、破棄、事実婚と急展開で押し切りました。韓国ドラマなら、母親松下奈々子さんとの確執で、もう20話くらい展開するでしょう。家族の問題も友情も親ガチャも盛りだくさん、愛犬ネギの演技力に感心しました。
ドラマでは、環奈さんが最後には自分の好きという気持ちを押し通すのです。新たな婚約相手やその家族の迷惑などは飛ばされます。ダスティン・ホフマンの「卒業」、逃げ切りパターンです。
で、このところ、取り沙汰されている広末涼子さんの自分の好きのままに行動した結果、夫のキャンドル・ジュンさんの会見、雲隠れのシェフの鳥羽周作氏への反応など、リアル問題。
広末さんの夫、キャンドル・ジュン氏の緊急会見は、子供を気遣い、マスコミや匿名SNSネットへ批判、お願いとともに、鍵をかけての途中退席禁止など、アメとムチ、いろんな配慮をした内容が絶賛されたようです。
彼のマスコミ対応は、革新的です。が、広末さん本人の了解なしでプライバシーをオープンにし、一方で鳥羽さんの不誠実な対応にマスコミの矛先を向ける。関係修復を望むと言いながら、本人や広末の母からも離婚を求められていたことに加え、逆に修復を難しくしているかのようにも思えます。
90分の会見、そのピュアさと正直さを、世間は評しています。が、私には才気がありすぎて計算高くもみえます。正論、正義は、モラハラとも紙一重です。
広末さんとの結婚で仕事も軌道にのった夫として、どちらに転んでもよい被害者アピール?離婚したくないと意思表示で、離婚訴訟で高額な慰謝料目的?下衆の勘ぐりはやめときます。
ただ、事実として、広末さんを支えたのは、シェフの鳥羽さんだったのが、わかる気がするのです。家族だからこそ支えられない、そんなこともあったとは思えますが。
法で裁けない問題は、犯罪ではない、モラルを世間の風評で裁くようでは、生きにくい世の中をつくるだけです。大手スポンサーも事務所も、ことなかれ、逃げるのが早いですね。無期限謹慎処分?いくら大損害でも所属のタレントを守らない?
当事者間の問題で、芸能や料理の世界にも世間さまが、今さらながら何だかなという感じです。
まあ、私がずれているのでしょうけど、ね。
人間、思いのままに生きるのなら、将来にわたる契約などできません。
多かれ少なかれ、人は我慢して生きていきます。
夫婦や家族なら、その我慢を均等にしたいところですが、そこは計れるものではないので難しいのです。
この三人に、よりよい明日が早く来ることを望みます。