◯大谷翔平投手のスイーパー
大谷翔平選手の投打での活躍が止まりません。
ベーブルースを超えたと、今になって、ベーブルースの名前がこんなに出るとは、草葉の陰でベイブも喜んでいるでしょう。私はベーブルースが二刀流とは知らなかったです。今の若い子が、王貞治が甲子園優勝投手と多分、知らないように。
時代は変わります。
<大谷はカージナルス戦で自己最多タイの13奪三振で、メジャー通算500奪三振を達成。これで投手で通算500奪三振と打者で100本塁打に到達し、メジャーではベーブ・ルース以来の快挙を達成。5/3>
<MLB公式サイトでは、ルースから大谷の間に存在した“二刀流の偉人”を特集。3人の選手をピックアップしている。大谷の歴史的偉業はルースだけでなく、ニグロリーグの名手たちをも現代に甦らせている。>
大谷翔平投手は、スイーパーが決め球です。
WBCでのトラウト選手を三振させ、改めて、その威力を示しました。
<大谷翔平選手、13三振を奪ったカージナルス戦で、スイーパーが54%。
昨季も2629球中で983球でしたが、今季は37・4%から約48・9%へと急増。今や、大谷の代名詞の球種になっています。
アメリカのピッチャーでは、2015年は速球の割合が57・7%を占めていたのが、昨年は初めて50%以下に減少。一方で、15年に14・7%だったスライダーが初めて20%以上に増えました。5/8日刊スポーツ>
今年の大谷投手、スイーパーの比率が高いということです。
私たちの頃は、ストレート、カーブ、シュート、ドロップぐらいしかなかったのですが、その後にやたらと球種が増えたようです。
卓球も、ピンポンと言ってた頃に、チキータなんかなかったので、それぞれ独自に進歩していっているのですね。
スイーパーという言葉、カーリングで先に覚えました。
◯スイーパー、スウィーパー (sweeper)の意味
スイーパーは横方向への変化を大きくしたスライダーです。
スライダーは、横変化だけでなく大なり小なり縦変化も含みます。
縦の変化を重視したスライダーも多く投げられていますが、
スイーパーは横変化を重視したスライダーです。スライダーより球速が遅く、ややバックスピンを含んだ回転をしています。
メジャーリーグでも公式に使われ始めたばかりの言葉です。
横方向の変化を多く含むスライダーをスイーパーとし、縦方向の変化が大きいスライダーとは、別の変化球にしました。スライダーを2つの種類に分けたのです。
その他、この言葉、いろいろと使われています。
#スイーパー
<ごみ・ほこりなどを掃き集めること。また、そのための道具および、その行為を行う人(掃除人)。
掃除機の呼称。
サッカーのポジションのうち、特定の作戦においてのディフェンダーの別称。
カーリングの掃き手や道具の名。
北条司の漫画『シティーハンター』における、殺し屋・ボディーガード・探偵業など、主人公・冴羽獠らの職業。(Wikipedia参照)>