fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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向かい合うと向き合う エッセンシャルワーカー

◯向かい合うと向き合う

今回、何度か、「向かい合う」を「向き合う」で述べようとして、その違いを考えていました。

意味としては同じですが、

向かい合うは、どちらかというと、人が人に対峙している、正面に位置する状況を表しています。

向き合うは、モノにも使い、精神的、気持ちが入るときに使うようです。

私の解釈では、向かいと向きの違い、向かいの方が、深い、奥行きのある気がしたのです。包み込むというか。

 

私はとても多くの人とある時期まで会っていました。

実際に会ってきて、向き合ってきたつもりでした。

でも、向かい合えたのかというと、双方向性、インタラクティヴにおいて、何かしら足りていなかった、ように思います。

人として、正面に向き合って、という時空は、なかなか貴重な機会です。

 

向かい合うから、ひらめいたのは、

都合の悪いことに向き合わないようにしている政治家などに対して、

常に目の前のことに向かい合わなくてはならない人たちです。

戦争なら兵士、災害や感染では医療従事者などです。

その対比も、大きくクローズアップされました。

この3年、コロナ禍とウクライナ問題のために、です。

サービス業、感情労働などについては、いくつか述べてきました。

今回は、エッセンシャルワーカー#について、です。

 

#エッセンシャルワーカー

<エッセンシャルワーカーとは、日常生活を維持するために不可欠な職業。 

例えば、医療、介護福祉、保育、教育、自治体・公共交通機関などの公共サービス、ガス・水道・電気・通信など生活インフラ、物流、生活用品を扱うスーパーやドラッグストア、コンビニなどの小売業など。

「必要不可欠」「きわめて重要な」という意味をもつエッセンシャルと「労働者」のワーカーを組み合わせた言葉。

どんな状況であっても社会インフラ上で必要不可欠であり、今後もなくなることのない職業。

エッセンシャル・ワーカー(Essential worker)、キーワーカー(Key worker[1])、クリティカルワーカー (critical worker)。

2019新型コロナウイルス (SARS-CoV-2) の蔓延によって、英国において社会インフラ維持に必要不可欠な職業の労働者と不要不急な職業の労働者を二分化し、リストを英国政府が示した。

健康・医療・介護 – 具体的には医師、看護師、助産師、救急救命士、薬剤師、管理栄養士、ソーシャルワーカー介護士等のケアワーカー。

医薬品や医療器具のサプライチェーンに従事する人。

教育と保育 – 教員、保育士、そのほか学校スタッフや保育園スタッフなどが含まれる。

公共サービス – 司法機関のスタッフ。

放送局 のスタッフ、ボランティア。

政府機関・地方自治体 – 行政機関の運営に当たる公務員や独立行政法人、行政サービスの維持に必要な人。

公衆衛生の対応に必要な行政の人。

食品およびその他の日用品・衛生用品の取扱関係者 – 食品・日用品・衛生用品の生産、加工、流通、販売、配送に必要なメーカー、物流、小売業の人。

公安および国家安全保障 – 警察官、警察行政職員や国境警備隊海上保安庁、消防、国防に関わる行政職員および軍人や自衛官

交通機関 – 公共交通機関や貨物運送業である鉄道事業者、航空会社、バス事業者、水運業、トラック運送業者、道路関連事業者。

公益事業インフラ、通信インフラ、金融業 – 電力会社、ガス事業者、上下水道局などのインフラ事業、電話やインターネットなどの電気通信事業および郵便事業を含めた通信業、銀行などの金融機関。

これ以前からエッセンシャルワーカーの語は存在し、アメリカ政府でリスト化もされていた。(Wikipedia抜粋)>