fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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停滞する日本(2) 世界を変える トラコと山下容疑者 

統一教会との関連、ようやく岸田総理が動くようです。安倍晋三氏の国葬への賛否も分かれて、霊感商法や非正規雇用問題が取りあげられてきたからでしょう。それでもマスメディアが、2008年の秋葉原無差別殺傷事件のときほど批判していないのは、社会の変化かマスメディアの忖度か、気になります。

安倍氏への銃弾を防いでSPが殉職していたら、こうはならなかったわけです。安倍氏、山上容疑者、名もなきSPの3人の人生と命の重さを考えてしまいます。そこで。

 

◯山上容疑者の半生

山上徹也容疑者は、高校を卒業し公務員を目指して専門学校に進学したのが、就職氷河期の1999年、学費が払えず、大学進学断念でした。母は2002年に破産。

海上自衛隊に入ります。任期制のもので、3年です。その最中、2005年に自殺を図ります。7ヶ月後、任期満了退職。

その後もアルバイトや派遣社員で働きながら、資格の勉強して、測量士補宅建、二級ファイナンシャルプランナーフォークリフト運転技能講習終了等資格を派遣会社に自己申告しています。

犯行の直前には、自己都合で退職し、消費者金融からの借金が数十万円あったそうです。

何とか、底辺から抜け出そうと、頑張っていたことがうかがえます。

 

次に取り上げるトラコの、「(そのためだったら)なんだってやる」というせりふが、シンクロしました。

銃撃のような手段で、社会が変わるのは、許されないことです。

そういう人が出てこないうちに社会にを変えるように、政治家や官僚らは、真摯に取り組むべきでしょう。取り締まることを、でなく、起きないようにすることです。

 

◯家庭教師トラコ#7のテーマ

久々に、このドラマを取り上げます。

周りの皆に正しいお金の使い方を教える家庭教師トラコでしたが、その最終目的は、国に対しても正しくお金を使わせる、そういう世界をつくることです。家庭教師は、コネを広げて、力をつける手段でした。

正しいお金の使い方とは、いわゆる分配の問題です。格差解消のための、です。今の世界の最大の問題の一つに、アプローチしているわけです。

 

以下、トラコのせりふで、その訴えを抜粋します。

「この世界の不条理や不公平を嫌って言うほど味わってきた。なんら罪のない子が虐待や貧困で苦しんだり、私より頭の悪い奴が裏金で良い大学へ行って、親のコネで一流企業に就職したり。そのくせ安い給料でこき使われている真面目な人は怪我をしても労災がおりなかったり。

それなのに、いつまでたっても、この国は、予算の無駄遣い、横領、天下りの繰り返し、

選挙の時は金ばらまいて、必要のないインフラ整備をバンバンやり、あげくのはてにみっともない事件♯を起こしても辞職しない国会議員に気前よくボーナスを払う始末、

企業のお偉い方や資産家だって内部留保を増やすことや税金を少なくすることばっかり考えて、その分、会員制のレストランやリゾートで湯水のように金を使い、馬鹿息子や馬鹿娘にバカ高い車やベストをプレゼントしている、」

「神様に祈っても助けるのは貧しい人間でなくて、金持ちの方ばっかり」

 

「もうこれ以上、私みたいな人間が増えてほしくないの。どんなに貧しい子でも良い環境で勉強できるようにしたいの。、、、、」

「そのためには一層防衛費何かゼロにしちゃえばいいのよ。武器増やすこと考える暇あったら、世界中の国と仲良くすること考えろよ。それが人間としてホントにやるべきことなんじゃないの。」

「力があれば本当に困っている人を助けることができる。本当に必要な人のところに、お金が届く方法を見つけることができる。、、、

私はなんだってやる。それで世界中のお金が正しく使われて、幸せになる人が1人でも増えれば。」

 

「そうやって自分1人じゃ何もできないって諦めるから、いつまでたっても変わらないんでしょ、世界は。」

幼馴染の福多は、トラコにそう言われて、財務省でのブルシットジョブを見切り、トラコの秘書になったのです。

財務省の仕事の描かれ方がエグい、財務省の人には悪いと思いますが、かつての最高のエリートコースは今やこのように見られるほどになった、そして否定もできない、

それは国民にとって、とても困ったことです。なんせお金の配分の親玉なんですから。

 

 

♯家庭教師トラコ#7

根津寅子 天涯孤独の出自、お金が本当に困っている人に回る社会の実現をめざし、家庭教師をする。

福田福多 寅子と同じ養護施設で育った幼馴染。里親に恵まれ、東大卒で、財務省に勤務していたが、その仕事に疑問をもち退職、寅子の秘書になる。

♯みっともない事件 自民党岸田派の吉川赳衆議院議員  3ヶ月前、未成年とのパパ活で離党。4月に統一協会の会合に出ていた。