甲子園、高校野球、始まりました。
今大会では、感染拡大予防ガイドラインで、
チームが集団感染でも、日程変更で試合出場が見込める場合は、同じ回戦のなかで変更することはある、
となっていたので、
せっかく甲子園に出られるのに感染したからと辞退せずにすんだわけです。
よかったです。
なんか、このくらいのリスクマネジメントで喜ばされるくらい、
で、複雑ではありますが、、、
かつて、男の子なら誰もが幼いとき、お兄さんたちだ、と見ていた、高校野球球児が、
そのうち、同級生、タメとなり、
年下になり、テレビも見なくなり、
やがて親になり、子供が同じ年代となり、テレビをまた見出し、
そのうち、孫が、、、、
そして、いずれ、空から見るようになるんでしょうな。
もはや、こうした昭和の人生モデルは壊れましたが、
いろんな意味で、偉大なる甲子園なんでしょう。
今夏も、熱戦を期待します。
77年目の広島原爆の日です。
◯老いの個別性
老人は、個性的な存在です。
ですから、子供たちのように集団に同じように対応はできません。
老いというのは、全くバラバラであり、個別の体験だからです。
「すべての幸せな家庭は似ている。 不幸な家庭は、それぞれ異なる理由で不幸である。」
子供が幸せ、老人が不幸せとは、思いませんが、
同じような赤ん坊が、育って、死ぬとき、
あまりにもいろんな違いがあるのですね。
国葬の人もいれば死刑囚もいる、
たかだか数十年なのに、、、。
老人には、子供たちのような成長の計画は、ないのです。
そして、子供たちのように群れない、
他の人と、安易に妥協、迎合もしないということです。
〇更年期の入り口
その老いの入口、更年期のことです。
これは、ギリシャ語のklimakter、はしごの横木、踊り場です。
ステップ、変わり目という意味です。
これまでの更年期は、余生に入る入り口、社会からの出口でした。
しかし、今や、人生の折り返し、
Golden Ageへの入り口です。
ですから、そこから、
さまざまなことを点検してみるのが、とても大切なことです。
◯更年期チェック
身体機能、体の痛み、不快感
日常生活機能
心の健康
社会的生活機能
頭脳
バイタリティ、やる気
などをチェックしましょう。
◯エンディングノートでのプランニング
私は、50歳のとき、エンディングノートを買ってみました。
そのとき、これは老いてからでなく、若いうちに買っておくものだと思いました。
自分の持っているものを書き出すのでなく、自分の手に入れたいものを書き出すのに使えると思ったからです。
60歳の人が30歳からのことを書くよりも、30歳の人が60歳までのことを書く方が、夢があります。とは言え、100歳まで生きることを考えると、60歳で40年もあるわけです。
なかなか、若いときと同じくらいの、1年を送るのは、難しいものです。
でも、だからこそ、考え方次第では、大きく変えられるということです。
若い頃より、知恵があれば、時代に遅れてなければ、ということですが、
そこは学べばよいのです。