◯同一方向に流さない
時代に先行した少数意見、マイノリティは、尊重し、そこに学ぼうと思い、ここで取り上げてきました。
また、古くからある価値観でも、全てが否定されるわけではありません。
なにごとにもよい面と悪い面があるものです。人とも似ています。
外圧や一つの事件で、世論が、ある方向に一方的に急に変わっていくときには、用心することです。
そこできちんと考えられず、最初の意図とは、異なる拡大解釈、単純化がなされてしまうことが多いからです。
◯「白い巨塔」第14回
登場人物、柳原弘#が、カルテの改ざんをしたかどうか、裁判で問われるところで、次回に。組織、上司や病院や家族を守ることと、真実と人間としての良心との闘い、です。
自民党の裏金問題とも、通じます。
「白い巨塔」を私はTVKで月曜日0:00で見ていますが、新たにBS11 でも再放送されたそうです。1月23日から毎週火曜18:00~2話連続放送で、全21話、22回
#柳原 弘
<浪速大学病院第一外科医局員。入局後は胸部外科を専攻。奨学金で医学部を出た苦学生。自身と似た境遇を持ちながら名医と呼ばれるまでになった財前五郎に憧れを持っている。しかし、財前の様々な工作に巻き込まれ、将来に対する不安や良心の呵責の中で苦悩する。(Wikipedia編纂)>
<三浦瑠麗
「通常、性加害とは同意のない性交等や強制わいせつ行為を指し、それ以外をハラスメントと呼んできました。上司が部下をしつこく性行為に誘ったり暴言を吐く、飲み会の席でベタベタ触るなどがそれに当たります。これが社会的抹殺の要件になれば、一掃される可能性が大きいのはメディア広告業界でしょう」
「人間誰しも良いところと悪いところがあり、心配する友人や家族がいるものです。おどろおどろしくみえる記事とはまた違うその人の人間性というものがあります。人気の上下は仕方がない。しかし、本件を通じて文春が“基準”そのものを変えてしまったという事実はあとから効いてくることでしょう」>
<太田光
「こういうことになると、もうここ数年ずっとそうだけど、やっぱりSNSの社会だから、文春が意図している以上に、なんていうのかな、私権(わたくしけん)みたいなことが、それはもう制御できないぐらいに広がっていきますよね。そうすると、1人の人間をコテンパンにやっつけられるみたいなことが起こり得る。それはやっぱり我々社会がこれをどういうふうに受けとめて、SNSをやっている人たちも、そこは注意しないと、人を守れなくなっちゃうし。」>