◯オワコン百貨店
< セブン&アイ・ホールディングス傘下の百貨店、そごう・西武の労働組合は西武池袋本店でストライキに突入した。8/31
セブン&アイHDは、臨時取締役会を開き、米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループへそごう・西武を売却 9/1 。そごう・西武は、最終赤字が4期続いていた。>
日本の主要百貨店で、ストが行われるのは、61年ぶり。そのときの阪神百貨店でのストは、賃上げが目的でした。
こうしたM&Aは、リストラが前提、買収後の雇用維持や事業継続を求めるのは、異例というか、筋違い、だから、海外ファンドが乗り込んでくるのでしょうに。
どうみても遅すぎるでしょう、売られる前日に動いても。
この成果も目的も期待できない行動は、いくらストライキを応援したい私でも、現状認識も方針もおかしいから、こんなことになったとしか思えません。最後の祭りというなら、かまいませんが、、、。
そもそも百貨店が終わっているので、ヨドバシに、売られて終わる。
日本の会社がバッサリやれば、批判が上がるので、高い手数料で外圧を使い、それでも安いと見られたわけです。日本の経営陣も、こういうバカなことで海外の投資ファンドを儲けさせることは、やめられないのでしょうか。
これまで、一等地のデパートがいくつ、ビック、ヤマダ、ヨドバシなどに替わられたのでしょう。なのに、何年経っても、変われないで、同じことを繰り返しているのです。家電やコンピュータ、ネット業界に、ユニクロやニトリに、なんら学ばず、変わらず。
でも、さみしいものです。