続きのつもりです。
◯長渕剛さんのメッセージ
長渕剛さんが、北海道ツアーで熱弁「この土地を外国人に売らないでほしい」で観客は涙。賛否両論で、話題になっていましたね。10月。
「この北海道という街は、その昔、開拓民たちが一生懸命に開拓した街だ。お願いだから、この自然に満ち満ちたこの土地を、外国人に売らないでほしい」と。
「老いていく私たち人間は、年に抗って、お金にまみれないで。心を一つにして、今こそ僕たちの先人たちが築いてきた、共有する心や、和合する心を大事にしていって。ここから5年、10年、15年、100年と一緒にやっていこう」
まさに、エトスですね。アイヌの人の問題も絡んでいるようですが。
まあ、外国人所有の土地が外国の領土になるわけはなく、土地所有権を外国人が有するだけで、法令に基づく制限に従わなければ不動産を勝手に使用することは許されないので、国土を買い取られても国を奪われることにはなりません。
どこかの資本が入ることでしか維持や復興できないところ、それで再興できたところも多いのです。欧米豪ならよくて、中国に反感をもつのも考えものですが、わからなくもありません。
とはいえ、今年の9月20日には、重要土地等調査法#が、全面施行されました。
やっぱり、法整備、足りてないんじゃん!
その安倍晋三元総理の国葬儀では、長渕剛さんの「CLOSE YOUR EYES」(特攻隊鎮魂歌)が自衛隊の音楽隊により演奏されました、
長渕さんは、忌野清志郎さんのいない今、日本で反戦メッセージを歌う数少ない人のひとりです。
「俺の祖国 日本よ! どうかアメリカに溶けないでくれ!」(「親知らずを」)
「海の向こうじゃ 戦争がおっ発(ぱじ)まった
人が人を殺し合ってる
アメリカが育てたテロリスト
ブッシュはでっかい星条旗を背に
ハリウッド映画のシナリオをすげかえる
悪と戦うヒーロー
アフガンの空 黒いカラスに化けた
※ほら また 戦争かい ほら また 戦争かい
戦争に人道(みち)などありゃしねぇ
戦争に正義もくそもありゃしねぇ
黒いカラスにぶら下がる ニッポン人
(後略)」
(「静かなるアフガンを」)
この曲、あの頃、私もとりあげましたね。2005年10月発売時。
それがまだ、解決せず、それどころか、ウクライナにも拡がっているのです。
#重要土地等調査法
<防衛関係施設、海上保安庁の施設及び重要インフラ(政令指定)の周辺の区域について、注視区域や特別注視区域を個別に指定。その区域内の土地建物等の所有・利用の実態を的確に調査すること、そして、調査の結果、仮に土地等の不適切な利用実態が明らかになった場合には、その不適切な利用行為を規制する。具体的には、自衛隊等の航空機の離着陸の妨げとなる工作物の設置や、施設機能に支障を来すレーザー光等の光の照射、施設に対する妨害電波の発射など。>