大人の責任のとり方 「最高の教師、、7話」

◯向き合うこと

「最高の教師 1年後、私は生徒に🔳された〜向き合うことを恐れる貴方に 7話」 9/2

 

「運命って変えられないのかな」と九条里奈(松岡茉優さん)が夫、蓮(松下洸平さん)に言って、戻ってきた答え。

「試行回数1回の出来事は結論にはならない。先輩によく言われんだよ。たった1回そうなっただけのことを結論と思うな。だから、これを運命だって結論付けちゃだめだ。」

さて、

九条先生は、生徒に言うのです。

「見せつけるためです、大人たちに。その上で皆さんが向き合う覚悟を決めること、それだけが、この学校が都合のいい結論に惑わされず、真剣に、この問題と向き合わせる方法なんです。

今、皆さんの心には、悲しみがあると思います。でも意識しなければ、考え続けることは、すぐにやめてしまう。そして、。座る人を失ってしまったその席の前で、笑い話もするんです。何事もなかったかのように。

いつまでも悲しみを抱えることは、正しいとは言いません。でも、悲しみに目を伏せることと、見えないふりをして目を逸していくことは違います。都合のいい結論に目を逸して、過去に変えてはいけない。私たちには考える責任がある。」

 

「最も避けるべきなのは、彼女を憶測で重なること。」

「『思う』『だろう』『違いない』その言葉で彼女を語ることは、言葉を失ってしまった人への冒涜だと思いませんか。そうならないために真剣に考えるんです。」

 

生徒が応じます。向き合うことについて、

「未来がどうなるかわからないけれど、自分の未来のために、大切なことを知らないふりした自分のことを、俺は、今、許せる気がしないから。」

 

九条先生、向き合う理由。

「こうした重大なことが起きた時、明らかに何かをねじ曲げて、すぐに声を出している人を見て思うんです。誰かの尊厳に砂をかけてまで、何を守ろうとしているんだろうと。その不義理を背負うことは、今、傷つくよりもずっと苦しいのに、なぜだろうと。」

 

そして、事なかれ主義だった教頭の我修院学(荒川良々さん)が、覚醒します。

「私がなんで教師になったのか。『先生 かっこいい』って生徒たちから言われたかったからです。ただ、それだけだったんですよ。」

で、すべきことをしに行き、1人で責任を背負う覚悟を決めるのです。

「生徒がすべきなのは、考えることまで、です。この結論は、生徒の皆さんに言われたから出したとなってはいけません。責任を背負うのは、我々、大人です。」

学校として向き合うことを、宣言します。

 

 

つくづく深く考察されたドラマだと思います。

今の日本人の向き合わないことを執拗に論破していきます。

向き合うとは、深く考えるとは、責任をとるとは、

これを押し付けることなく、相手の心の変化を待ちます。

 

 

こういう大人たちがいたら、日本の若い人たちも幸せだったと思います。

ドラマであっても、こういう物語が、放映されていることは、とてもありがたいことです。

かつて、日本には、こういう「かっこいい」教師がたくさんいたし、政治家もいたのです。

大人たちがいたのです。

 

ドラマと現実を見比べているなかで、これから、そういう人たちが出てくる可能性があります。生き方、考え方が変わる人もいるでしょう。

本気で向き合うことは、とても難しいことなのです。

でも本気になれば、できないことはないのです。