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戦後78年 Z世代はどう継ぐのか(3)自衛権・思考停止

日本全国、猛暑ですね。

もし、電気が切れたら、どうなるのでしょう。

続きです。

 

◯思考停止

「自衛のために相手を殺してもよいのか」

そこでも思考停止しました。

 

「なぜ、偉くて頭のいい人が、戦争するのか」って、

自らは安全なところにいる権力者が富を持つ者のために、親しい者は海外などに避難させて、自国民をも殺すのです。

いつの世も、富と権力の結託で動くのです。

国を守るなどという大義名分での戦争論から、いまだに抜け出せないのは、かったるくもあります。

 

 

自衛権の行使

カテリーナさんは、「みんなの、戦争反対は、誰に対する声か」と、疑問を出します。

「侵略者への反対なのか、抵抗するのも反対なのか」と。

 

パックンもまた、

「日本とアメリカとの反戦の定義が違う」と指摘します。

アメリカ国内では、石油のための戦争反対、お金のための戦争反対、不正な戦争に反対するのは、アメリカの一般常識です。

日本では、加害者、被害者、価値観、、どちらが悪いのかというのをおいといて、『とりあえず戦争をやめなさい』と、『戦って守ることも戦いだから嫌だ』という、日本版反戦意識が、僕にとって新鮮なんですよ。」

ここは「新鮮」でなく、「驚く、信じられない、おかしい、狂っている」くらいに、言い切って欲しいのですが、ゲストに呼ばれるだけあって、日本慣れしているのでしょう。

 

◯正義の行使の権利なき国

アメリカの行う戦争は、アメリカ人にとっての正義の戦争、

それでさえ、アメリカ人自身も正義ではないと認めることになる戦争の方が、多かったのです。

それを、日本の場合は、「戦って守る役割は、アメリカさんが」と信じてきたわけです。

 

そうしたなかでは、こうした論議は、成り立たない、詰められない。

日本は、本当の意味で、軍隊も自衛権も持っていないから、当たり前です。つまり、アメリカの指揮権下です。

なのに、相変わらず、憲法論議などやっているわけです。

 

アメリカがけしかけ、日本が攻める、

そうなりつつあるというのに。

 

fukugen.hateblo.jp

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