日本全国、猛暑ですね。
もし、電気が切れたら、どうなるのでしょう。
続きです。
◯思考停止
「自衛のために相手を殺してもよいのか」
そこでも思考停止しました。
「なぜ、偉くて頭のいい人が、戦争するのか」って、
自らは安全なところにいる権力者が富を持つ者のために、親しい者は海外などに避難させて、自国民をも殺すのです。
いつの世も、富と権力の結託で動くのです。
国を守るなどという大義名分での戦争論から、いまだに抜け出せないのは、かったるくもあります。
◯自衛権の行使
カテリーナさんは、「みんなの、戦争反対は、誰に対する声か」と、疑問を出します。
「侵略者への反対なのか、抵抗するのも反対なのか」と。
パックンもまた、
「アメリカ国内では、石油のための戦争反対、お金のための戦争反対、不正な戦争に反対するのは、アメリカの一般常識です。
日本では、加害者、被害者、価値観、、どちらが悪いのかというのをおいといて、『とりあえず戦争をやめなさい』と、『戦って守ることも戦いだから嫌だ』という、日本版反戦意識が、僕にとって新鮮なんですよ。」
ここは「新鮮」でなく、「驚く、信じられない、おかしい、狂っている」くらいに、言い切って欲しいのですが、ゲストに呼ばれるだけあって、日本慣れしているのでしょう。
◯正義の行使の権利なき国
それでさえ、アメリカ人自身も正義ではないと認めることになる戦争の方が、多かったのです。
それを、日本の場合は、「戦って守る役割は、アメリカさんが」と信じてきたわけです。
そうしたなかでは、こうした論議は、成り立たない、詰められない。
日本は、本当の意味で、軍隊も自衛権も持っていないから、当たり前です。つまり、アメリカの指揮権下です。
アメリカがけしかけ、日本が攻める、
そうなりつつあるというのに。