fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

本音の人生への賭け

3日前までの、ドラマでの続きです。

 

◯正論で生きる

正論を通す、というと、「半沢直樹」を見て、溜飲を下げた人は、日本のサラリーマンだけでなく、どこの世界にもたくさんいるでしょう。ほとんどの人が多かれ少なかれ、そうなのでしょう。だからこそに大ヒットし、話題作になったと思います。

それで、勇気づけられた人も多かったでしょう。

とはいえ、彼の決断と行動は、組織人としてのかなりの苦渋の上でなされ、また、その結果、左遷や窓際に追いやられ、状況を自ら、悪化もさせているのです。

 

今や日本の会社は、学校と違い、ハブってくれるほど甘くないです。なにしろ、生計に直結するのですから、守るものの多い人は、本音で行動することに躊躇せざるをえません。

 

ですから、次の日の朝には、一夜の夢のように、覚めてしまい、現実に戻り、昨日と同じ生活をするのです。それを持続するので精一杯が、大半の人生です。

 

王子と出会い、求婚されたシンデレラの物語、その後の人生をどう送ったかは、描かれません。ゴールでなく、スタートで、エンドなのです。

ドラマは、そこで終わっても、人生は、その後も続く、

そのことを皆、知っているからです。

 

半沢直樹を見た勢いで、上司に本音を言って、結果、退職した、という人がいても、どこの会社も採用はしないでしょう。

まあ、そういう人は、採用されても、同じように、即、辞めるに違いありません。

いや、忍びに忍び、ためにためて、味方をつくり、大逆転させるでしょうか。

半沢直樹なのですから。

 

実力だけでのし上がれるという、ビッグモーターなら、可能かもしれません。

そういう会社の体質が過酷など非難オンリーですが、不正やパワハラさえなければ、それが合っている人も多いのです。

どの会社も国も伸びる時期は、そういったものです。成績上がらなきゃ成績上がる奴と変えられるのは、実力主義というなら当然でしょう。

弱者保護の規制で、人の何倍も働きたい人の夢まで、一律、奪ってよいのかと、

私なんぞは、思ってもきました。

弱者救済を弱者でない人にまで押しつけ、弱者化しているのは、国も企業もあらゆる組織、生活を弱体化します。その結果が、今の日本でもあるのです。

 

ホリエモンなら、起業しろ、というでしょう。

そうしたら、サービス残業何十時間なんてものですみません。

会社泊り込み、徹夜、無報酬無限労働の毎日、

でも、自ら、夢見て、がんばるのは、至福の時間です。

 

なら、見るべきは、ドラマ「トリリオンゲーム」ですね。

 

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