fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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壁の問題(4) 壁の意識を捨てる

壁と考えること自体、前にも述べた二極化の思考です。

これこそ、程度問題なのに、

控除で線引きを壁にしてしまったわけです。

 

働くことの捉え方も変わりつつあります。

確かに、楽な仕事にきつい労働と、

さまざまですが、多くの場合、

自分が選んだ仕事であれば、

よい面と悪い面、両方が含まれているものです。

それを感じたり決めているのも、

大体は、自分です。

その判断は、気分や受け止め方によっても大きく変わります。

 

昔は、生活保護などは、恥、

受給していると肩身が狭い、子どもがいじめられる、

という思いがある人も少なくなかったです。

 

多くの人が長期に頼ると社会は成り立たないことを

どこかで感じていたからでしょう。

それは、その通りなのです。

その意識は、生きる気概にもなったのです。

 

困ったときは助けてもらえる社会は理想です。

本当に困ったら、それに頼るのに遠慮はいりません。

ただ、反面、そこに依存しすぎると、

本人のためにもよくありません。

 

セイフティネットとは、あくまで、

特定の弱者、あるいは、特定の期間で活用される制度です。

 

扶養控除も、パートやフリーターの救済の制度でもあったのでしょうが、

それが、納税意識をなくすのは、よくないことです。

もっと働き、もっと豊かになり、多くの税金を

納められるようになれたらよいという思考が

できなくなったのは、問題です。

 

fukugen.hateblo.jp

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