fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

共感重視社会への懸念(10) 法による近代社会の成立

この流れ、まとめておきます。

 

◯法による近代社会の成立

 

YAHOOニュースのコメント欄にも

「共感した」「なるほど」「うーん」

の3択があります。 

やりとりで、「いいね」を無意識に使う、

こうした習慣、つまり、システムで

洗脳されていくのでしょうか。

 

もとより、顔のみえる仲間だけの社会、地縁血縁社会から、

現在の大きな社会が形成されるのには、

長い時間がかかりました。

 

これが、近代市民社会です。

市民の誕生以降のことです。

 

そこに交通、通信の発達があり、

高度に情報化されていったのです。

 

これは、いわば、法による契約によって、

発展したのです。

つまり、自分が直接、目が届かない遠いところや

将来を見据えること、

そのために行動の規範を法においたからです。

 

その人権や公平という概念が、

共感と言えば、かっこいいのですが、

個人的感情というもので、大きく曲げられている、

そういうことを強く感じざるを得ないわけです。

 

自分の好き嫌いは、自分の好き嫌いで

プライベート中ではよいでしょう。

ただ、それを第三者のいる公に対して

接するときには、公と振る舞うべきです。

好き嫌いの上の感情でなく、

理性のところで扱わなければいけないのです。

 

ネットにおいて、現状では、

実名公開先限定での使用は、プライベートでも、

匿名、いや実名でも公開したら、それは公なのです。

 

 

 

、、みたいなことを

言わなければいけないような時代が来るとは、

まさか思わなかったです。