◯日本化石賞4回連続
COP28は2日、首脳級会合が終わりました。
2030年までに世界全体の再生可能エネルギーの発電容量を3倍に引き上げることに、110か国以上が誓約する一方で、化石燃料の利用をどう減らしていくかについては、今後、交渉が本格化していくようです。
<気候変動対策を話し合う国連の会議「COP28」で、国際的な環境NGOは、日本が石炭火力発電所などを延命させ、再生可能エネルギーへの移行を遅らせているとして、気候変動対策に消極的だと判断した国に贈る「化石賞」に選んだと発表しました。世界各国の環境NGOが作るグループ「気候行動ネットワーク」が、COPの期間中、気候変動対策に消極的だと判断した国を毎日、選び、皮肉を込めて贈っています。>
COP28での最初の発表を行い、日本、ニュージーランド、そしてアメリカを化石賞に選んだとしています。12/3
◯UAEの存在感
今回の議長国UAEは、外交活動にも、積極的に取り組んでいます。
「110か国以上の国が、2030年までに再生可能エネルギーを今の3倍にすると誓約した」と報じられました。
UAEなど一部の国だけが2050年までに温暖化ガスの排出を実質ゼロにするなどと発表しています。
産油国のUAEですが、すでに太陽光発電は世界一、2050年までには火力発電をほとんど全て止めるようです。