沸騰収まる 人生の秋に

熱中症の猛威

ようやく秋風が吹くようになりました。秋晴れ、気持ちいいですね、東京は。

先に「地球が沸騰期に入った」と、グテーレス国連事務総長が言いました。

日本も沸騰していたわけです。来年以降、心配です。

 

熱中症の救急搬送は、毎年4〜7万人、膨大な手間と費用です。

千人を超える人が、全国で亡くなっているのです。イギリス、スペイン、ドイツとかでは、その2〜3倍ほど。

<去年、東京23区内の熱中症死亡者206人、65歳以上が87%、国内の死亡者は1731人もいて、うち男928人、女803人、最多は東京都280人。(厚生労働省環境庁)>
その85%がエアコンを使っていなかったといいます。

<気象庁データの分析、今年9月は126年の観測史上で最も暑く、平均気温はこれまで最高だった2012年の記録を1度以上も上回る異常な暑さ。

気象庁は「地球温暖化の影響に加え、太平洋高気圧の勢力がまだまだ強い。10月も高温の傾向は続く」としている。>

 

 

◯人生の秋に

「人生の秋に」といえば、この随筆でしょう。

ヘルマン・ホイヴェルス神父(1890-1977)、

ドイツに帰国後、南ドイツの友人から贈られた詩です。

 

「最上のわざ」

この世の最上のわざは何?
楽しい心で歳をとり、
働きたいけれども休み、
しゃべりたいけれども黙り、
失望しそうなときに希望し、
従順に、平静に、おのれの十字架をになう。
若者が元気いっぱいで神の道をあゆむのを見ても、ねたまず、
人のために働くよりも、謙虚に人の世話になり、
弱って、もはや人のために役だたずとも、親切で柔和であること。
老いの重荷は神の賜物。
古びた心に、これで最後の磨きをかける。まことのふるさとへ行くために。
おのれをこの世につなぐ鎖を少しずつはずしていくのは、真に偉い仕事。
こうして何もできなくなれば、それを謙遜に承諾するのだ。
神は最後に一番よい仕事を残してくださる。それは祈りだ。
手は何もできない。けれども最後まで合掌できる。
愛するすべての人のうえに、神の恵みを求めるために。
すべてをなし終えたら、臨終の床に神の声をきくだろう。
「来よ、わが友よ、われなんじを見捨てじ」と。